■Introduction
オーディオみじんこと言えば、オヤイデ電気のシグネチャーモデルとして一部マニアに有名だったが、これを作っていた中の人が荒川敬さんである。オーディオマニアが高じてオヤイデ電気に入社して「オーディオみじんこブログ」を発信し続けいていたが、この度、独立してオーディオ工房「オーディオみじんこ」を開店した。場所は、ものづくりの街2k540のE-2区画。2k540は秋葉原と御徒町の間の高架下を再開発した工房とショップが一体化した専門店が集まっている。
「オーディオみじんこ」は荒川さんが考案したオリジナルケーブルを初めとして、オーダーメイドのスピーカーやリケーブル、一点モノのオーディオアクセサリー、さらにビンテージスピーカーなども販売している。店内に置かれているのは試聴システムからインテリアに至るまで、オーディオマニア荒川敬さんのこだわりが感じられる。マニアックな店だが敷居が低く、なぜか女子向けスピーカー『花蓮』がオリジナル製品第一弾なのである。
■Report
2k540は高架下なので昼間でも直射日光が当たらず落ち着いた雰囲気を漂わせている。雨の日は濡れる心配がないので、雨宿りにも最適。アキバから来ると「オーディオみじんこ」は進行方向左側にある。店名表記がガラスに印字されているだけなので、見逃さないように。ガラス張りなのですぐに分かると思うが。
代表の荒川敬さんはポタ研やヘッドフォン祭でもお馴染みの人である。オーディオへの造形が深く、自作ケーブル講座を開催するほど手先が器用なのだ。