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米国企業の日本人社長が語る「米国人にはワークライフ・バランスなんてなかった」

2018.01.13

■転職を繰り返せばキャリアダウンするのは米国でも同じ

 ひと昔前ほどではないといえ、日本では転職を何度かするキャリア構築は一般的でなく、まだまだ雇用の流動性は低い。そこが、米国の企業社会との大きな違いだと思っている人は多い。しかし、実は数度の転職によってキャリアアップをはかる人は、米国でも稀だという。

「たしかに2〜3年おきに転職する人は存在します。しかし、彼らは嫌になったらすぐ離婚するようなタイプの人たち。こういう人はキャリアアップどころか、転職のたびにキャリアダウンしていきます」

「米国でも40代に入ると、就職は至難の技です。履歴書に年齢を書かなくてよいですが、年齢差別は厳然としてあります」

日本人がよく引き合いに出す、転職するたびにキャリアアップするタイプは、ヘッドハントされるような超エリートくらいなものだとか。

「隣の芝生は青く見える」とはよく言ったもので、日本人から羨望のまなざしで見られる米国の企業社会も、実情はそう甘いものではなさそうだ。岩瀬氏は、「日本のほうがチャンスの国」だと指摘しているくらいである。ちなみに、「ブラック企業」は米国にも存在するそうで、理不尽な過重労働を強いるような企業は、さっさと見切りをつけるべきだと釘を刺している。

岩瀬昌美プロフィール
名古屋出身。南山大学卒業。MIW Marketing & Consulting Group Inc.代表取締役社長CEO。サンディエゴ州立大学にて米国学でMAを取得後、三洋電機に初の女性総合職として入社。その後、再渡米しカリフォルニア州立大学ロングビーチ校でMBA取得。マルチカルチュラル広告代理店最大手のKang & Lee Advertising、全米最大の通信会社AT&T、米国初のオンラインデリバリーサイトKozmo.comを経て、2002年にMIWを設立。マルチカルチュラル・マーケティング戦略を数多く手がける。ブログは『岩瀬昌美のLA ブランディングマジック』。著書の『できる米国人 11の「仕事の習慣」』は、米国のビジネスパーソンのワークスタイルを紹介するとともに、日本人にも役立つ仕事力アップの習慣術が盛り込まれている。

文/鈴木拓也
老舗翻訳会社の役員をスピンオフして、フリーライター兼ボードゲーム制作者に。英語圏のトレンドやプロダクトを紹介するのが得意。

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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