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プレゼンをよりわかりやすく効果的にするグラフの使い分け

2018.01.13

●数値一覧表

 たくさんの数値をシンプルに表組みにしたものが数値一覧表。グラフにすると複雑になりすぎてかえって理解を阻む場合や、スペースに余裕がないときに重宝する。ところが、これも良し悪しで、桐山氏は「数値一覧表は、ほかに方法がないときの最終手段と考えるべき」だとする。

「数値一覧表は、受け手の読み取りに大きな労力を強います。スライド発表でスクリーンに投影しても、じっくり読み取ってもらえる可能性は低いので、ほかのグラフが使えるのであれば、そちらを優先しましょう」

 こうしたデメリットのある数値一覧表であるが、受け手の理解が向上するコツが4つあるという。

【桐山氏の数値一覧表を改善する4つのコツ】
・グリッド(枠線)を消し去る
・平均値を示す
・数値をタテに並べる
・キリのいい数値で示す

一例を挙げると、以下の数値一覧表は、特になんの工夫もしていないもの。

 これに4つのコツを反映させると、以下のようになる。まったく見ちがえて、より理解しやすくなっている。

 それでも、やはり数値一覧表は最後の手段であると、桐山氏は力説する。

「もし、別の手段があれば、まずそちらを試してください。それでダメなら数値一覧表で最善を尽くしましょう」

 こうした代表的なグラフの用途を理解して作成するだけでも、プレゼン資料はワンランク上のわかりやすさを実現できるはずだ。『説明がなくても伝わる 図解の教科書』では、ほかにも多くのテクニックが紹介されているので、大いに活用してみよう。

桐山/岳寛プロフィール

インフォメーション・デザイナー、グラフィック・デザイナー、TKGDS代表。1981年生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。英国レディング大学大学院修了。グラフィック・デザイナーとして商社、マーケティング会社に勤務したのち、TKGDSを設立。モンゴル国立工業美術学校講師など国内外でグラフィック・デザイン教育に従事。モンゴルでの講師時代には優れた教育活動に贈られる「ラジヴ・ガンディー賞」を、2013年に受賞。

文/鈴木拓也
老舗翻訳会社の役員をスピンオフして、フリーライター兼ボードゲーム制作者に。英語圏のトレンドやプロダクトを紹介するのが得意。

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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