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これなら朝からバリバリ働ける!話題の豪華夜行バス『ReBorn』に乗ってみた

2018.01.08

寝ている間に新東名の清水パーキングエリアに停車して乗務員の交代を終え、次の休憩場所は愛知県の岡崎サービスエリアであった。朝4時40分頃だった。少し薄暗いが日の出までもう少しといった感じだ。ここでも5~6人はバスから一旦降りてトイレなどを済ませていた。更に2時間弱走ったのち、滋賀県の草津パーキングエリアに入った。ここが最後の休憩となる。大阪まであと70キロという表示も出ていた。ここではコンビニで朝食を買っている人も何人かいた。筆者もパーキングエリアで休憩している以外は睡眠していたが、朝になってスマートフォンでメールをチェックしたり、大阪のグルメスポットをネットで調べていたが、このバスの魅力としては真っ暗でもスマートフォンの光が漏れないことである。周りを気にせずにメールやLINE、ネットサーフィンをすることができた。プライバシーも保たれている点も大きく評価ができる。

  
清水パーキングエリアで乗務員交代をした後、岡崎サービスエリアと草津パーキングエリアで休憩がある。草津までくれば、あとは大阪まで70キロ

そうこうしているうちに定刻よりも30分ほど早い朝8時過ぎに大阪駅のウイラーバスターミナルに到着となった。途中、4回の休憩のうち3回起きてしまったが、それでも今までにない疲れがあまり残らない移動であった。走行中はかなり深く眠ることができていたようだ。梅田のウエスティンホテルがあるスカイビル近くで、大阪駅まで歩いて7~8分の距離。ぐっすり眠れたので朝から全快で動くことができた。

 
朝8時過ぎに大阪駅近くのウイラーバスターミナルに到着

今回は新幹線とほぼ変わらない1万4000円だったが、通常時の1万800円であれば新幹線よりも安く、体の疲労度を考えるとコストパフォーマンスは決して悪くないと思った。東京~大阪間では片道1500円といった格安バスもあるが、快適なバス移動をしたい人には間違いなくおすすめできる高級夜行バスであった。欲を言えば、トイレがあると飲み会後にそのまま乗車する時などはもっと安心できるところであるが、休憩箇所が多い分、特段問題はなかった。飛行機や新幹線を中心に利用している筆者もまた乗ってみたいと思うバスであった。

取材・文/鳥海高太朗

航空・旅行アナリスト、帝京大学航空宇宙工学科非常勤講師、ANA「What’s up? ANA」社外編集者。文化放送「オトナカレッジ」金曜日(月2回)に出演中。

■連載/鳥海高太朗のTRAVEL HACKS!

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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