自分の座席は「2B」。2列目の二人掛けの通路側。シートの上には、毛布とアイマスクが用意されていた。自分の席に座ってシートの機能を確認する。リクライニングとフットレストは全て電動コントローラーで操作をすることになり、最大156度までリクライニングができる。座席の感覚としては、少し幅の狭い飛行機の国際線シェルフラット型(シートを覆う感じ)のビジネスクラスシートに近いものを感じた。リクライニング角度は国際線のビジネスクラスには及ばないが、夜行高速バスの概念を変えるシートであることは間違いないものであった。
最大156度まで電動のコントローラーで倒すことができる。車内には毛布とアイマスクが用意されている。床は木目調になっている。
一人だったので、一人掛けの窓側席を取りたかったのだが、筆者も乗車前日の夜に決めたこともあって、予約時点で全て埋まっていた。ウイラーのホームページから予約する場合には座席指定が可能になっているので、自分の好きな席番を選べることができる。筆者はパーキングエリアでトイレに行くことも考慮して、二人掛けの通路側席を指定した。
今回乗車したウイラー・エクスプレス「ReBorn」は、バス車内にトイレはなく、途中のパーキングエリアで済ませる必要があるのだ。乗車当日のお昼頃に改めて予約状況をチェックすると、次に埋まったのが二人掛けの通路側だった。この日は最終的に乗車直前に満席になったが、最後に埋まったのが二人掛けの窓側だった。埋まっていく順番としては、一人掛けの窓側→二人掛けの通路側→二人掛けの窓側という傾向にあるようだ。16席のうち、大崎駅での乗車は3名で、残りの13名はバスタ新宿からの乗車であった。