そんなDDハンモックス社の魅力にどっぷりとはまったのが、日本で総代理店をつとめるDDハンモックスジャパンの谷藤さん。
「キャンプというよりは、野営遊びをしていました。毎回テーマを持って遊んでいて、その時々に、自分のテーマにあった商品を探してきました。そこで出会ったのがDDハンモックス社の商品です。実際に取り寄せ、使ってみたところその魅力の虜にされたので輸入・販売を決意しました。
取り扱いをするようになった当初“ハンモックなんて、タープだけで寝るなんて、日本には合わないので無理だ!”と、たくさんのショップにお断りされたことを思い出します」
なんと日本では逆境からのスタートだったが、2010年頃のウルトラライト志向、そして2015年頃の世界的なブッシュクラフト人気が日本へも飛び火し、DDハンモックス社のコンセプトは今の気分に合致。取扱店も順調に増えている。
DDタープは、周囲に16、稜線付近に3つのループを装着している。それぞれのループ部には補強布がついており、木やポールを添えてテンションをかけても問題なし。ポールは付属されておらず、手持ちのポールや落ちている木、クルマなどを利用して設営するわけで、このループと補強布がキャンパーのクリエイティブ魂を刺激する
ロープでつり下げる際は、両端だけでなく中央のループにもロープを通しておくと垂れ下がることもなさそう