■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!
■旅人が作った、本当にほしい機能が満載のハンモック
2005年、UK・エジンバラで生まれたDDハンモックス社。その創設者はインドネシアからエジンバラまで2万6000kmの旅をしたニック・ヴァンシッタール。旅を続けながら、軽くてコンパクト、昆虫の保護などあらゆる機能を組み合わせ、かつ手の届く価格のハンモックを探していたニックが、「売られていないなら作ろう」と生み出したのがDDハンモックだ。以降、古いランドローバー/ディフェンダーにハンモックを取り付けられるルーフラックを自作して装着、ハンモック泊をしながらスコットランドからモンゴルを走破するなど、ニックはあふれるアイデアを形にして旅を続けるタフガイとして知られている。
現在のDDハンモックス社は、ハンモックだけでなくテントやタープ、寝袋などニックのアイデアをふんだんに取り入れたキャンプギアを発表。世界の旅人に高い評価を得るメーカーとなった。
DDハンモックス社のオリジン、DDハンモック。日本では6種類のハンモックを販売している。人気はネット付きのトラベルハンモック/ヴィヴィ(1万3900円+税。タープは別売)
ハンモック泊なら、こんな斜面でもぐっすり眠れる。テントではできない体験だ
積雪期は、専用寝袋やアンダーブランケットを装備したハンモックを、タープの中にセットするという方法も!