■Photograph
それでは実際の作例をご覧入れよう。DAC内蔵ポタアンのブツ撮りをしたときに撮影したものでライティングには自然光を使っている。純正マクロレンズに比較して操作は面倒だが、非常にシャープな画像が得られた。午前中の光で屋外撮影もしたが、風が吹くと動体ブレするためシャッター速度を上げる必要があった。天気のいい日以外はLEDかストロボでのライティングが必要になるだろう。また三脚が欠かせない。被写界深度が極端に浅いので奥行きのある被写体には向かない。平面的なものが得意分野である。カメラボディはOLYMPUS『OM-D E-M10MKII』で三脚使用時も5軸手ブレ補正をONにして撮影した。
iFi『micro iDSD BL』の底面にあるFilterという文字をマクロ撮影する。
撮影倍率2.5倍の30mmマクロでの撮影。真俯瞰でないため奥のピントが甘い。
撮影倍率4倍の20mmマクロで撮影。ザラザラした表面にインクが盛られた様子が分かる。
撮影倍率4.5倍の20mmマクロで撮影。ベローズを使わずにここまで拡大できるのは驚きだ。
上の画像を100%で切り出すと、この大きさで表示できる。iの点とその隣のlの部分である。