小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

今も激アツ!かつてみんなが熱狂した50ccスクーター

2018.01.01

■2ストロークエンジン時代の終焉。新時代4ストスポーツへ

 環境意識の高まりとともに、エンジンオイルを燃焼し排出する2ストロークエンジンは排ガス規制により、その役目を終わろうとしていた。

 ホンダは2001年3月に最高出力5.0psの水冷4ストロークエンジンを搭載する『Dio』に進化した。そして、世界初の4ストローク50cc用電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)を搭載した『スマート・Dio Z4』を2004年2月に、価格19万9000円でリリースする。

レーサーレプリカのように熱狂した50ccスポーツスクーターは今もアツイ

 PGM-FI化と同時に50ccスクーターで世界初の4バルブも採用されたエンジンは、毎分8000回転で最大出力5.3psを発揮する、ハイパフォーマンスなものとなった。乾燥重量は77kgへ増えてはいるが、4ストローク化によるデメリットを極力抑えた、スポーツスクーターの名にふさわしいモデルとなり、2015年まで生産された。

 一方のヤマハは2007年10月に、最大出力4.2ps、水冷4ストローク49ccエンジンを搭載する新型『JOG CE50』を14万3000円(税別)にて販売、2009年1月にはリアスポイラーや前後レッドのブレーキキャリパーを備えるなど、スポーティな装備を奢った『JOG CE50 ZR』を価格18万円(税別)で追加。スポーツスクーターの名を今に伝えている。

レーサーレプリカのように熱狂した50ccスポーツスクーターは今もアツイ

■33年の時を超えて、あの伝説のツートンカラーが復刻

 2016年3月10日に、往年のファンを喜ばせるスポーツスクーターが追加となる。それは、1983年の初代JOGのカラーリングをイメージした、『JOG CE50(JOG SPECIAL)』だ。

レーサーレプリカのように熱狂した50ccスポーツスクーターは今もアツイ

 濃いブルーをベースに、白、ピンクを配した〝JOG SPECIAL〟の価格は14万9000円(税抜)だ。33年経っても初代の価格9万9000円から、5万円しか違わない。そしてエンジンの最大出力は奇しくも同じ4.5ps。

レーサーレプリカのように熱狂した50ccスポーツスクーターは今もアツイ

 販売台数は1500台。往時を思い出して、もう一度あの軽快な50ccスポーツスクーターで、ちょっとその辺を走ってみるのも悪くない。

文/中馬幹弘(ちゅうま・みきひろ)

慶應義塾大学卒業後、アメリカンカルチャー誌編集長、アパレルプレスを歴任。徳間書店にてモノ情報誌の編集を長年手掛けた。スマートフォンを黎明期より追い続けてきたため、最新の携帯電話事情に詳しい。ほかにもデジタル製品、クルマ、ファッション、ファイナンスなどの最新情報にも通じる。

※記事内のデータ等については取材時のものです。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年3月15日(金) 発売

DIME最新号はデザイン一新!大特集は「東京ディズニーリゾート&USJテーマパークの裏側」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。