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スピーカーはフルレンジに始まり、フルレンジに終わる!

2017.12.22

■10cmフルレンジで初心に返る

いままでデスクトップでいかにハイレゾ音源をリアルに再生するかに腐心してきたが、小型スピーカーを鳴らすのはBGM的な目的が多い。それならフルレンジもいいかなあと思ったのだが、想像以上にフルレンジ一発の音に目が覚めた。フロアシステムでなかなか再現できなかった音場感、そして帯域を欲ばらないナローレンジのまとまりの良さ。低音を諦めて鳴りの良さを追求。ビギナーが聴けばPC用アクティブスピーカーの音が悪かったことに愕然とするかもしれない。ベテランは昔聴いたロクハンのことを思い出すに違いない。かんすぴをデスクトップから下ろして、もっと小さな2Wayスピーカーに戻して音を出すと、高域がえらくハイ上がりに聞こえた。それは錯覚でこちらが正しい特性なのだが、それと脳が心地良いと感じる音は必ずしも一致しないのである。


ピンクノイズを再生して軸上50cmで測定した周波数特性を載せておこう。高域がダラ下がりなのが分かる。特に10kHz過ぎるとどんどん下っているが、これが耳に心地良いのだ。
PhotoF010


同じ条件で1/3オクターブでの累積データも採ってみた。125Hz以下は暗騒音を拾っているので無視して欲しい。こちらで見ると中域はかなりフラットである。
写真・文/ゴン川野

オーディオ生活40年、SONY『スカイセンサー5500』で音に目覚め、長岡式スピーカーの自作に励む。高校時代に150Lのバスレフスピーカーを自作。その後、「FMレコパル」と「サウンドレコパル」で執筆後、本誌ライターに。バブル期の収入は全てオーディオに注ぎ込んだ。PC Audio Labもよろしく!

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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