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スピーカーはフルレンジに始まり、フルレンジに終わる!

2017.12.22

■音像定位抜群、かまぼこ型の特性が耳に心地良い!

それで肝心の音はどうなのか。デスクトップの普段使っているスピーカーの傾斜付いたスタンドを流用してかんすぴと入れ替えた。アンプはペアで140万円のモノラルパワーアンプを使った。まず、音を出した瞬間に感じるのが、音が軽い! 音が軽いというとダメ出しのように聞こえるが、軽くフワッとその場の空気を動かすハイスピードな音である。そして聴感上は低音も出ている。もちろん高音も出ているのだ。驚いたのは音場感の良さで、これはペア300万円のハイエンドスピーカーでもなかなか出せない。左右のスピーカーの外側まで音場が広がり、ボーカルはピシッとセンターに定位する。デスクトップが小さなコンサートホールになったようで、スピーカーユニットから音が出ているとは思えない。この音場感が1万円以下で得られるとは思わなかった。そして音色はかなり明るい。まあ何を聴いても少し明るめである。中低域の厚みが不足しているのかもしれないが、とにかく盛大に箱鳴りしているので量感はあってにぎやかな感じだ。

アンプをかんすぴシリーズと相性がいいカードサイズの5W+5WアナログアンプFOSTEX『AP05』5600円に交換した。インターフェイスは電源スイッチを兼ねたボリュームだけのシンプルなプリメインアンプだ。こんな小さなアンプでもかんすぴの鳴りっぷりはいい。しかも驚いたことに情報量もあまり変わらないのだ。かんすぴを鳴らすには高価なアンプは必要なく、デスクトップに置ける小型アンプで充分という結論になる。小さな真空管ハイブリッドアンプにも接続してみたが、こちらも音色がホットになってさらに耳に心地良い音になった。

調子に乗ってアンプ側にiFI『iPurifier DC』1万6000円を追加してみた。ノイズまみれのスイッチング電源を浄化するという噂のアクセサリーだ。どちらのアンプでも一聴してノイズフロアが下がり、S/N感の向上が実感できた。ACアダプタを安定化電源にするとさらに音質向上。フルレンジは音の微妙な変化に敏感なのかもしれない。


FOSTEX『AP05』5600円は純正アンプというべき存在でステレオミニケーブルとスピーカーケーブルが付属するため、かんすぴに接続してすぐに音楽が楽しめる。真ん中に見えるのは噂の『iPurifier DC』。


説明しよう、iFI『iPurifier DC』1万6000円はACアダプターで動作する全ての製品のノイズを低減して、S/N感を向上させる魔法のアクセサリーなのだ。


手元にあった真空管ハイブリッドセパレートアンプに接続したところホットでノリのいい音が飛びだした。接続するアンプの音色にも敏感に反応するかんすぴであった。

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