少し先輩、ちょっと後輩たちにも今も続くヒット商品がいっぱい!
【まだある〝アラサー世代〟のヒット商品4】
■今に通ずるブームの原点はここに!
1986年の前後にも目を向けてみると、そこにも今に通ずるヒット商品が多数! ソニーの『ハンディカム』は、家庭用ムービーを片手で持てるほどにまでコンパクト化し、世界中でヒットを続けた。アサヒの『スーパードライ』の登場で巻き起こったビール戦争は、今の日本の酒ブランドを世界に広げるきっかけに。
これらの商品が激動の30年間を生き抜いたその背景に、まだ見ぬヒット商品を開発するヒントが隠されているに違いない。
●家庭用ビデオカメラのヒットブランド
ソニー『ハンディカム』(1985年発売)
それまで大型で高価だった家庭用ムービーをぐっと身近にしてヒット。小型化の技術は現在のウエアラブル商品にも継承されている。
●朝シャンブームを巻き起こした洗髪洗面化粧台
TOTO『シャンプードレッサー』(1985年発売)
蛇口をハンドシャワー式にした洗面化粧台。何かと忙しい朝、洗面台でシャンプーができるようになった。最新モデルは木目調も登場。インテリア性を追求している。
●新潟県が誇る有名銘柄
朝日酒造『久保田』(1985年発売)
品質第一主義を念頭に商品化された吟醸酒。品質の良さは全国に知れ渡り、今や7種類のシリーズを世に送り出している。写真は特別大吟醸30周年記念酒。
●日本のビール市場にドライブームを巻き起こした
アサヒ『スーパードライ』(1987年発売)
日本初の辛口生ビールとして大ヒット。ビール界にドライ戦争を巻き起こした。洗練されたクリアな味が人気を集めている。
文/編集部
※記事内のデータ等については取材時のものです。