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アンチエイジングに役立つ「和ハーブ」を使った健康レシピ

2017.12.01

「和菜(野菜)」「和果(くだもの)」の栄養素・効能

江戸時代以前より広く食べられてきた野菜(栽培植物のうち、副菜として食べられるもの)のことを「和菜」、果物(甘みがあっておやつなどで食べられる果実類、栽培種と野生種がある)のことを「和果」と呼ぶ。

■和菜/チシャ(キク科アキノノゲシ属)
特筆される栄養素:βカロテン、ビタミンK

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チシャ

チシャは、レタスやサンチュの仲間。原種は「ノゲシ」という日本の野生和ハーブ。歯をちぎると出る白い液には鎮静・催眠作用があるポリフェノールの一種「ラクチュコピクリン」が含まれている。そこから、「チチクサ」と呼ばれたのが名前の由来。レタスが日本の伝統野菜というと意外な気もするが、奈良時代に導入され、全国的にも良く食べられていた。

■和菜/コマツナ(アブラナ科アブラナ属)
特筆される栄養素:葉酸、カルシウム、βカロテン

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コマツナ

江戸時代に東京都江戸川区小松川付近で品種改良され、徳川吉宗に献上されたことが名前の由来と言われる。一見ホウレンソウに似ているが、アクが少ないので使いやすい。関東地方の伝統野菜の代表的な存在。またカルシウム含有量が野菜の中ではトップクラスで、鉄分やビタミン類も多い薬食同源食材として知られている。

■和果/和柑橘(ミカン科ミカン属)
主な栄養素:各ポリフェノール類、クエン酸

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ユズ

ユズ、タチバナ、シークワーサー、スダチ、ミカン類など。その香りの良さのみならず、含まれる栄養分、果実がなる時期の長さは、まさに人類の宝とも言える食材。日本原産はタチバナ(南西諸島に限りシークワーサーも)のみで、古事記などに不老不死の薬として記録される最古の内服薬である。また、菓子のルーツでもある。ユズ、ミカン類は古い時代に大陸から導入されたもので、スダチ、カボスはユズの変種とされている。果肉部にはビタミンCやクエン酸が含まれ、ポリフェノールなどの有効成分は果皮のほうに多く含まれる。

■和果/カキノキ(カキノキ科カキノキ属)
主な栄養素:ビタミンC、タンニン、βカロテン

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カキノキ

柿の実がなる夕暮れは農村の原風景とも言えるほど日本の果物としての印象が強いが、原産は中国。果実は熟したり、干したり、アルコールに漬けたりすることで豊富に含まれるタンニンが重合し、渋みを感じなくなる。葉も薬効が高く、薬草茶として利用されている他、「柿の葉寿司」や和菓子の包み材として有用されてきた。

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