【トレーナー養成施設「RIZAP ACADEMY」に潜入!】
「研修参加者は毎月40人弱で、合格者は8割程度。ただし、2割を落とすというわけではありません。研修生には、お互いサポートしあって全員合格を目指してほしいと伝えています」(川本さん)
誰かが不合格なら、周囲がサポートしきれなかったこともその一因。ここにも「結果にコミットする。」という流儀が貫かれている。ゲストに寄り添う理念や相手の立場に立って考えることは、競争で成果を〝奪い合う〟のでなく、競争を通じて〝分かち合う〟企業文化を学ぶことから始まっている。
解剖学、生体力学、栄養学などオリジナル教科書が3冊も。他社でトレーナー勤務経験のあった人も舌を巻く内容。
研修の前半は座学と実技を交互にこなす。1か月後には筆記試験が! 血走る瞳はまるで受験生のよう。
後半は研修生同士がペアになり、ひたすら模擬セッション。トレーナー役はゲスト役に手本を見せ、補助をする。安全管理も徹底的に。
教育ユニット 川本裕和さん
新人教育チームのリーダー。5年前にトレーナーとしてRIZAPに入社後、店舗の拡張に伴い教育担当となる。
文/編集部
※記事内のデータ等については取材時のものです。