■単身赴任中の食事は「外食」よりも「自炊」や「買って食べる」派が多いという結果に
単身赴任中、多くの人が苦戦しているということがわかった「食事」に関してだが、どのように済ませている人/済ませようと思っている人が多いのだろうか。最多は「自炊」で37.2%。毎日用意しなければならないという環境に身を置くと、なんとか自炊をやってみよう、と考える人も多いようだ。2番目に多かったのが「スーパーで買う」で28.0%。ある程度栄養価もとれて、値段が手頃な点が評価されている様子。手軽さが売りのコンビニに関しては、18.0%で3番目となった。
一方で、外食で済ませるという人に関しては9.6%と少なく、自炊をする、もしくは買ってきて食べる、というのが主流なようだ。自炊をしている人は4割弱という結果が出たが、残りの6割ほどの人は、何故自炊しないのだろうか。自由回答形式で質問した。
<自炊しない理由>
・片づけが面倒だから
・食材をうまく使い切ることができなさそう
・煩わしい
・帰りが遅く自炊する時間がない
・料理が苦手で嫌いで、出来合いのものを買ったほうが手間がかからず美味しいので
・時間とゴミ問題
・ひとり分を作っても、食材を余らせてしまい、結局経済的でない
・料理が下手。手間と時間がかかる。片付けが面倒。
・時間がかかり、美味しくない
様々な回答が寄せられたが、集約すると「手間がかかる」「美味しくない」「時間がとれない」「ゴミの処理が面倒」「結局経済的にならない」などの理由が多く見られた。
■6割近い人が単身赴任中、健康的な食生活を送れないと感じる
様々な理由で自炊を敬遠している人が多いという結果が明らかになったが、外食や買って食べる食事で、健康に気を使うことはできているのだろうか。質問したところ、およそ6割近くの人が、健康的に不安を抱えているということが明らかになった。
【調査概要】
調査期間:2017年4月11日(火)~2017年4月14日(金)
対象人数:500人
対象年齢:30~59歳の単身赴任中あるいは経験のある人250名、ない人250名
調査方法:インターネット調査