アメリカ出身の芸人・厚切りジェイソンが、日本や日本人のおかしな習性・習慣などを、おもしろおかしく、時に辛辣に「Why Japanese People!?」と叫ぶが、そのなかには、日本人自身も気づかされる内容も多い。では、日本の社会人が思う「Why Japanese People!?」には何かあるのだろうか。オウチーノ総研(株式会社オウチーノ)が昨年、首都圏在住で20歳~59歳の就労中の男女1721名を対象に、「『日本』に関するアンケート調査」を行なったところ、3人に1人が、職場に対して「Why!?」と感じていることがわかった。
■3人に1人が、職場に対して「Why!?」
まず、「新入社員・若手社員、先輩社員・お局社員、会社に対して不満を感じることはありますか?」と質問。その結果、「新入社員・若手社員に対してある」が21.6%、「先輩社員・お局社員に対してある」が18.4%、「会社に対してある」が19.9%、「特になし」が64.7%、となった。
「Why!?」と思う内容は、まず「新入社員・若手社員」に対しては、第1位「言葉遣い」、第2位「常識がない」、第3位「挨拶をしない」、第4位「常に受身でいる・欲がない」、第5位「自分勝手・マイペース」となった。「言葉遣い」では具体的に、「敬語が使えない」(28歳/女性)や「社内で共通して使われている用語ではなく、以前のバイト用語をずっと使用し続けること」(32歳/女性)、「言葉のなかに自然とタメ口が入っているが、本人は気がついていない」(48歳/男性)などの不満が挙がった。「常識がない」では、例えば「LINEで退職の意向がくる」(37歳/女性)や「書類にサインする時に消えるボールペンを使っていた」(26歳/男性)などの声が聞かれた。「常に受身でいる・欲がない」では、「マニュアルに頼りすぎ、自分の仕事を狭く捉えがち」(49歳/女性)や「こちらから指示しないと行動しないことが多い」(55歳/男性)などが具体的に挙がった。