手帳に予定だけでなく、タスクの実績も記入することで、その日に行なった仕事量が見えてくる。業務を円滑に進めるために効率アップを図る賢者に、工夫を凝らした独自の手帳術を教えてもらった。
【仕事の実績がひと目でわかる見やすい手帳を心がける】
システムエンジニア 中村美沙子さん
[愛用手帳]NOLTY『リスティ1』
土日均等のバーチカルスタイル。方眼レイアウトできっちり書ける。
プロジェクトのサブリーダーで、会議が多い毎日。育児との両立で、業務効率を重視する。「手帳を見ると空き時間がわかるので、その中でできる仕事量も見えてきます。就業時間内にできない仕事は同僚に依頼。自分が社内にいる時間を明確にして、業務が滞らないように心がけています」
タスクは作業できる時間帯に記入。完了すればチェック。できなかったタスクは横線を引いて持ち越しし、所要時間も矢印で示す。
〈 手帳術 2 〉消せない赤ペンで書き終業時間を徹底する
子供の迎えがあるので終業時間は厳守。緊急の仕事が入ることもあるが、あらかじめ消せないペンで記入することで守る意識が上がる。
〈 手帳術 3 〉外出時間にマーカーを引き会議時間は枠囲みする
会議は終わった後にかかった時間を枠囲み。外出は移動時間も含めてマーカーを引くことで、作業できる時間をわかりやすくする。