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大企業の社員が「寄らば大樹の陰」といわれる5つの理由

2017.02.19

■連載/あるあるビジネス処方箋

本当に、大企業は「寄らば大樹の陰」か?

 大企業の社員を「寄らば大樹の陰」の考えで、「会社にしがみつく人」とけなしたり、バカにしたり、否定したりするとらえ方がある。

 しかし、中小企業よりは、大企業のほうが、社員の定着率がはるかに高い。いつの時代も、新卒や中途の採用試験では、中小企業よりも大企業にエントリーする人が多い。

 なぜ、多くの人は大企業に魅力を感じるのか−−。今回は、私がこれまでの取材経験で感じ取ったことをもとに考えてみたい。ちなみに今回は、大企業の「賃金」「労働条件」「福利厚生」などは、あえて省くようにした。

■社員のレベルが高い

 大企業の社員は、全般的に様々な意味で水準が高い。中小企業の社員と比べると、特に基礎学力や意識などが相対的に高い。プライドも高く、競争で勝ちたいという情熱を持った人も多い。意識の高い人が多数並ぶのが、大企業の大きな魅力だ。高いレベルの人の間でし烈な競走があるからこそ、ハイレベルな人になる。

 仕事を早く覚え、高い業績を残す人材になるためには、レベルの高い社員がたくさんいる中にいないといけない。レベルの低い人が多数いる中で、優秀な人は生まれえない。多少、抜きん出たレベルになったところで、周囲のレベルが低いから、「優秀」とは言えない。

■人材育成の体制が整っている

 人材育成で最も大切なのは、上司の「部下育成力」である。部下が育つか否かは、上司の力や経験、意識しだいだ。大企業の場合、中小企業よりは、管理職の部下への指導や助言、コーチングなどは全般的に水準が高い。

 中小企業の場合、社員の定着率が低く、社員間でし烈な競争があまりない。競争があったとしても、レベルが高い人たちの競争とは言い難い。これでは、レベルの低い人までもが、キャリアを積むと管理職になってしまう可能性がある。レベルの低い人は権限を持ったとしても、部下への育成ができない。そもそも、自分が一定のレベルに達していない。こういう会社に入ったところで、多くの人が伸び悩むことになる。

■人事評価のレベルが高い

 大企業の人事評価は、中小企業よりは客観的なものになっている。評価をする上司のレベルも全般的に高い。労働組合や人事部もあり、「人事評価は客観的にならなければいけない」という空気や文化が社内にある。それが十分とは言い難いかもしれないが、中小企業の人事評価よりは、はるかにマトモである。

 大きな傾向として、優秀な人は認められやすく、競争で負けた人は認められないようになっていく。こういう環境も、大企業の魅力である。中小企業よりは人材の淘汰が正確に、確実に進んでいる。

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