◆周囲で“この人はプロフェッショナルだ”と思う人、最多は「職場の先輩・上司」
◆20代男性にとって最も身近なプロフェッショナルは「父親」
それでは自身の周りには、プロフェッショナルだと思える人はいるのか。全回答者(1000名)に、自身の周りにいる人のうち、“この人はプロフェッショナルだ”と思う人は誰か聞いたところ、最多回答となったのは「職場の先輩・上司」(14.9%)、次いで「父親」(10.8%)が挙がった。性年代別にみると、20代男性では、「父親」(19.2%)との回答が最も多くなった。若い世代の男性は、自身の父親を最も身近なプロフェッショナルだと感じているようだ。
続いて、自身の周りにいるプロフェッショナルとして“職場の先輩・上司”を挙げた人(149名)に対し、そう思う理由について聞いたところ、最多回答は「適切な判断を行う能力がある」(59.1%)となった。ともに働く中で、状況に応じた判断を下す姿をみて、頼りがいを感じているのかもしれない。
“父親”を挙げた人(108名)に対しても同じ選択肢を提示して同様の質問を行なったところ、最多回答となったのは、「我慢強く取り組み、仕事を途中で投げ出すことがない」(40.7%)で、以下、「自身の仕事に誇りを持っている」(38.0%)、「信念・厳しさを持って仕事に取り組み、安易に妥協しない」(37.0%)が続いた。垣間みえる我慢強さ、自分への厳しさといった父親の姿に接し、プロフェッショナル性を感じる人は多いようだ。