【開発秘話】累計300万本以上売れている資生堂プロフェッショナル『アデノバイタルスカルプエッセンス』

2016.05.12

★★★取材からわかった『アデノバイタルスカルプエッセンス』のヒット要因３★★★

1.タイミングがよかった

　発売された2011年は「スカルプケア」が言われ始め、育毛に関する商品が多く出始めた頃。盛り上がりつつある中での発売は、タイミングがよかった。

2.エビデンスとブランド力

　エビデンスがある「アデノシン」を使い、資生堂というブランド力もある。ヘアサロンからすれば信頼できるので勧めやすく、使う気が起きやすかった。

3.理美容師の存在

　サロン専売品なので、理美容師が経過観察を踏まえてアドバイスをしたり、正しい使い方を教えることができる。理美容師の存在が、一般チャネルで売る育毛剤にはないこのような価値を提供している。

　とくに人目が気になる女性の場合、ドラッグストアで育毛剤を買うのはハードルが高い。その点、『アデノバイタルスカルプエッセンス』はサロン専売品で、エビデンスもある。しかも髪のプロである理美容師が関与してくれる心強さもある。安心感の高さは折り紙付きだ。

■製品情報

文／大沢裕司

ものづくりに関することを中心に、割と幅広く色々なことを取材するライター。主な取材テーマは商品開発、技術開発、生産、工場、など。当連載のネタ探しに日々奔走中。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう！