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【開発秘話】累計300万本以上売れている資生堂プロフェッショナル『アデノバイタル スカルプエッセンス』

2016.05.12

■連載/ヒット商品開発秘話

「スカルプケア」という言葉が定着したのに伴い、育毛剤も身近になった。とはいえ、育毛剤は男性的なイメージが強く、女性がドラッグストアで気軽に買えるものではなかった。人目を気にせず育毛剤を買うことができるのは、ヘアサロンである。現在、サロン向けながら大ヒットしている育毛剤が、資生堂プロフェッショナルの『アデノバイタル スカルプエッセンス』である。

 2011年2月に発売された『アデノバイタル スカルプエッセンス』は、資生堂独自の生体内薬用有効成分「アデノシン」や美髪を育む植物成分などを配合した男女兼用の育毛剤。薄毛や脱毛を予防しながら発毛を促進し、健やかでしっかりとした髪に育てる。

 これまでに2回、大きな改良と改名を実施。2代目の『アデノバイタル スカルプエッセンスⅤ』が2013年11月に発売され、3代目の『アデノバイタル アドバンスト スカルプエッセンス』が2016年4月から発売されている。これまでに累計300万本以上を販売。20万本売れればヒットと言われているサロン向け商品の中で、規格外のヒットを記録している。

アドバンスト スカルプエッセンス
アデノバイタル アドバンスト スカルプエッセンス

■「育良毛」を実現するのはヘアサロン

 資生堂グループの育毛剤の取り組みは古く、そのルーツは1915年に発売した「フローリン」にある。現在も、ドラッグストアなどの一般チャネル向けに『アデノゲン』というブランドで展開。『アデノゲン』はやや男性寄りで、「アデノシン」を使っているが、経営企画部マーケティング室マーケティンググループの野々垣雄太氏は、「育毛の悩みに対応するには、一般のチャネルでは限界がある」と語る。

 その理由は、髪のプロがいるわけでもなく、カウンセリングや経過観察もしてあげられないためである。それに育毛剤は、生える・生えないという話になりがちだが、ただ生えるだけではなく質の高い髪の毛が生えなければ意味がない。したがって、ゴールは「質の高い髪の毛を増やして素敵なヘアデザインを実現することでその人が輝くこと」だと言う野々垣氏。育毛というよりは「育良毛(いくりょうもう)」であり、これを可能にするのがヘアサロンというわけである。

野々垣氏
資生堂プロフェッショナル
経営企画部
マーケティング室
マーケティンググループ
野々垣雄太氏

 また「ヘアサロンであれば、予防という観点からも育毛剤を提案することができます」とも言う野々垣氏。普段通っているヘアサロンでいつもお願いしている理美容師が見れば、状態を踏まえた上で薄毛や脱毛予防の提案ができる。これはドラッグストアではできることではない。

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