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『YAMAKASI』によって生み出された話題のエクササイズ「パルクール」体験レポ

2018.04.07

■4足歩行(モンキーウォーク)

 動物のように手をついて移動する。

4足歩行

 左手を前に出すと同時に右足を前、右手を前に出すと同時に左足を前という具合に、対角線上の手足を前に出すことで前進。

 この4足歩行もバリエーションが存在。

4足歩行

 両手をついた状態で両足を同時に横へ送る。そして両足をついたら、今度は両手を同時に横にスライドさせる横移動。

4足歩行

 両足で跳んで両手で着地。カエルのようにぴょこぴょこと進む。

4足歩行

 上記のカエルジャンプを片足に変化させたバージョン。

 ラストに、これまでのメニューを複合したフローを行ってウオーミングアップが一区切りする。後半の4足歩行などは巷で「カラダ作り、ダイエットに最適」ともてはやされる体幹トレ、コアトレとしても優秀なメニューであり、健康やダイエット目的なら、このウオーミングアップだけでも充分に効果が期待できそうだ。

■いよいよ器具を使用したメニューへ

 ここまでは自分のカラダのみを使用したメニューで、パルクールを行うための基礎的なカラダ作りを目指した内容だったが、ここからは基礎体力向上に加えてテクニックも学んでいく。

いよいよ器具を使用したメニューへ

 とは言え、いきなり難しくなるわけではない。

 最初はウオーミングアップで覚えたモンキーウォークで、障害物となるバーを越えたりくぐったりするだけ…なのだが、これが意外と効く。バーに当たらないように進むには、しっかりとカラダを低い位置まで下げなければくぐれないし、越えるにはバーの高さまでカラダを持ちあげなければならない。何もない場所でモンキーウオークをする場合、高さや歩幅などは全て自分の都合で決められるが、ちょっとしたものでも障害物を置くことにより多少の無理をしなければならなくなる。この少しの無理こそが、トレーニング効果をグッと高めてくれる。

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