●1976年式 日産 セドリック
ゴールドメタリックのホイールカバーに涙が出そうになる、激シブの230型セドリック 4ドアハードトップ。フェンダーミラーやメッキのドアバイザーもオリジナルを保っている。
現車はコンディションが非常に良く、インテリアの程度もすこぶる良好。かつて応接間に置かれたソファーの様なフワッフワのシート、そこに被されたハーフレースカバー…どれを取っても’70sの匂いに満ちあふれている。
●1982年式 日産 ガゼール
兄弟車のシルビアの名前が途絶えて久しいが、このガゼールはさらにレアなモデルだ。1979年にシルビアが3代目へとモデルチェンジしたのと同時に誕生した兄弟車のガゼールは、シルビアよりやや高級志向で、ボンネットにガゼール(アフリカのカモシカに似た動物)を模した巨大デカールが貼られたモデルもあった。
2ドアクーペと3ドアハッチバックがあり、現車はよりレアな3ドアハッチバック。マイナーチェンジ後に追加された、ターボモデル(Z18ETエンジン搭載)だ。
ガゼールは1983年にフルモデルチェンジし、2代目となった後、1986年に生産終了。事実上の後継車は180SXとなった。