本当に気持ちのいいサウナの入り方を考えてみた

『秘伝　これでアナタも水風呂が好きになる』

　これからのサウナの１セットっていうのは、

『サウナ室』−『水風呂』−『休憩』

　ではなくて

『サウナ室』−『汗流し』−『水風呂』−『休憩』

　の四行程であるということを定着させたい！　訴えたい！　みなさんに希求したい!!

　そのくらいサウナにとって水風呂前の汗流しは重要な行為であるといっておきたい。そして汗を流したら水風呂に入る。

　問題はこの水風呂だ！　つうか、

「水風呂が苦手！」

　っていう人が多いでしょ？　オレも苦手でした。サウナが好きになる前も、サウナ自体は何度も行ったことあるんだけど、そのたんびに思ってたもん。

「なんなんだよ、水風呂って！」

　って。サウナって体あたためる所なのに、冷やすなんてなんつうナンセンス！　あんなのに入る人はバカなんじゃないか？　って思ってた。一応何度か入ろうとトライしたこともあるんだけど、冷たくって足だけ入れてすぐ出てきたりしてたもん。

　ところが諸先輩方の楽な水風呂の入り方のアドバイスを聞いて、あっさり水風呂に入れるようになった。それが“体の力を抜く”であった。

　水風呂が苦手だった時は、どうしても体に力いれて、歯を食いしばって、

「グギギギギギキィ〜」

　なんて感じで水風呂に挑んでたんだけど、そうやって我慢する感じで入ると、ますます冷たく感じるんだよ、人間。ところがリラックスして全身の力を抜いて、タコが体クネクネさせるくらいにしてヒョロ〜って入ると、これが楽に入れんの!!