エクセルで祝日を判定するには、COUNTIF関数で自動化する。政府のe-Gov公開CSVやPower Queryで定期的な祝日データ更新したり、外部API連携によって自動判定したりすることも可能だ。
目次
エクセルでカレンダーやシフト表を作るとき、土日や祝日に色を付けられたら見やすいのに、と思ったことはないでしょうか。条件付き書式を使えば、土日はWEEKDAY関数、祝日はCOUNTIF関数で判定して、日付を入力するだけで自動的に色を付けられます。本記事では、祝日リストの作り方から土日・祝日の色付け手順、行全体に色を付ける方法、うまく色が付かないときの対処法までまとめて紹介。
※本記事の操作はMicrosoft 365のExcel(2026年10月時点)をもとにしています。
土日・祝日に色を付ける全体の流れ

土日と祝日に自動で色を付ける作業は、次の3ステップで完了です。
| ステップ | 内容 | 使う機能 |
|---|---|---|
| 1 | 祝日リストを作る | 内閣府の祝日CSV(または手入力) |
| 2 | 土曜日・日曜日に色を付ける | 条件付き書式+WEEKDAY関数 |
| 3 | 祝日に色を付ける | 条件付き書式+COUNTIF関数 |
エクセルには祝日を自動で判定する専用の関数がないため、祝日リストを用意して、そのリストに含まれる日付かどうかを調べるのが基本の考え方となります。
ステップ1:祝日リストを作る
内閣府の祝日CSVをダウンロードする
祝日リストは、内閣府が公開している祝日のCSVファイルを使うと、手入力の手間も入力ミスも防げるのでおすすめです。2026年10月時点では、1955年から2027年までの祝日が収録されています(※)。
- 内閣府の「国民の祝日について」のページを開く
- 「国民の祝日(csv形式)」のリンクから、CSVファイル(syukujitsu.csv)をダウンロードする
- ダウンロードしたCSVファイルをExcelで開く
※参考:内閣府「国民の祝日について」
なお、2028年の祝日は2027年2月に掲載される予定とされています。翌年分の祝日が公開されたら、同じ手順でリストを更新しましょう。
祝日リスト用のシートを用意する

カレンダーと同じブックに「祝日」という名前のシートを作り、A列に祝日の日付を貼り付けます。B列に祝日名を入れておくと、後から確認するときに便利です。
日付は、必ず日付形式(例:2026/1/1)で入力されているか確認してください。文字列になっていると、正しく判定できません。
ステップ2:土日に色を付ける(WEEKDAY関数)
WEEKDAY関数で曜日を判定する仕組み
WEEKDAY関数は、日付から曜日を数値で返す関数です。種類を省略した場合は、日曜日が「1」、土曜日が「7」になります(※)。
※参考:Microsoft サポート「WEEKDAY 関数」
曜日を自動で表示する方法は、初心者必読!Excelの「Weekday関数」で曜日を自動的に表示する方法でも詳しく紹介しているので、参考にしてください。
土曜日を青、日曜日を赤にする手順

ここでは、A列に日付が入ったカレンダー(A2:A32)を例に説明しましょう(※)。
- 色を付けたい日付のセル範囲(A2:A32)を選択する
- 「ホーム」タブ→「条件付き書式」→「新しいルール」をクリックする
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選ぶ
- 数式欄に「=WEEKDAY(A2)=7」と入力する
- 「書式」から塗りつぶしの色を青に設定し、「OK」をクリックする
- 同じ手順で、数式を「=WEEKDAY(A2)=1」、色を赤にしたルールを追加する
※参考:Microsoft サポート「条件付き書式を使用して Excel 内の情報を強調表示する」
数式の「A2」は、選択した範囲の先頭のセルを指定します。範囲の先頭がA3なら「A3」に変えてください。
ステップ3:祝日に色を付ける(COUNTIF関数)
祝日のセルを赤にする手順

- 色を付けたい日付のセル範囲(A2:A32)を選択する
- 「ホーム」タブ→「条件付き書式」→「新しいルール」をクリックする
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選ぶ
- 数式欄に「=COUNTIF(祝日!$A:$A,A2)>0」と入力する
- 「書式」から塗りつぶしの色を赤(またはピンク)に設定し、「OK」をクリックする(※)
※参考:Microsoft サポート「Microsoft Excel で COUNTIF 関数を使用する」
COUNTIF関数は、祝日リスト(祝日シートのA列)の中に、A2の日付が何個あるかを数えます。結果が1以上、つまり祝日リストに含まれていれば、指定した色が付く仕組みです。
土曜日の祝日を赤にしたいときはルールの順番を確認する

土曜日と祝日が重なる日は、土曜日のルール(青)と祝日のルール(赤)の両方に当てはまります。
祝日の色を優先したい場合は、「条件付き書式」→「ルールの管理」を開き、祝日のルールを一番上に移動させましょう。条件付き書式は、上にあるルールが優先して適用されます。
条件付き書式の基本的な使い方は、Excelの条件付き書式の使い方を完全ガイド!色分け・数式・複数条件・管理まででも詳しく解説しているので、あわせて確認してみてください。




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