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超かんたん!Excelで日付データの祝日を判定する方法

2025.06.21

祝日のセルを色分けする手順

祝日であることを一目でわかりやすくするために、セルを自動で色分けする方法を紹介する。

■1.祝日リストを用意する

祝日リストを用意する

まず、事前に祝日リストを作成しておく。これまでと同様、日付形式で入力することが大前提となる。

■2.色分けしたい日付データを選択する

色分けしたい日付データを選択する

色分け対象となる日付範囲をドラッグして選択する。

■3.条件付き書式を設定する

【ホーム】タブ → 【条件付き書式】 → 【新しいルール】を選択する。

条件付き書式を設定する

「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックする。数式欄には次の内容を入力する。

=COUNTIF(祝日リスト!$A:$A,A1)>0

この式により、対象セルの日付が祝日リストに存在するかを判定できる。

「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を設定

■4.書式を設定する

書式を設定する

次に、書式ボタンをクリックして、背景色を設定する。例えば、祝日の場合には黄色で塗りつぶすと、カレンダーやスケジュール表が見やすくなる。最後にOKを押して条件付き書式を確定させれば、設定完了である。

設定完了

まとめ

エクセルで祝日判定を自動化することで、勤怠管理、納期管理、スケジュール作成などさまざまな業務の精度と効率が向上する。基本は、祝日リストを作成し、COUNTIF関数で判定するシンプルな方法で十分対応可能である。

さらに自動更新やAPI連携といった応用技術を取り入れれば、最新の祝日にもリアルタイムに対応できる。祝日を色分けすることで視認性も向上し、誰でもわかりやすいデータ管理が実現できる。エクセルを活用して、業務効率化とミス防止をぜひ図ってほしい。

本記事の内容を以下で簡単におさらいしよう。

  • エクセルで祝日を判定する基本の考え方
    • 祝日判定には祝日一覧表が必須
    • 別シートにその年の祝日を日付形式で入力。祝日名は不要。
  • COUNTIF関数で祝日判定を自動化
    • 対象日が祝日リストに存在するかをCOUNTIFで判定。
  • 基本式:
    •  =IF(COUNTIF(‘祝日リスト’!A:A,B2)>0,”祝日”,””)
    •  B2の日付が祝日リストにあれば「祝日」、なければ空白を返す。
  • 祝日リストを自動更新する応用方法
    •  政府のe-Gov公開CSVやPower Queryで定期的な祝日データ更新が可能。
  • 外部API連携による自動判定(応用)
    •  WEBSERVICE関数を使って祝日情報をリアルタイムで取得可能。
    •  例:=WEBSERVICE(“http://api.excelapi.org/datetime/holiday?date=” & A1)
  • 祝日のセルを色分けする方法
    •  1. 対象範囲を選択
    •  2. 条件付き書式 → 「新しいルール」→ 数式入力
    •   =COUNTIF(祝日リスト!$A:$A,A2)>0
    •  3. 書式で背景色(例:黄色)を設定し、OKで完了

関連記事:Excelでタスク管理表を作る方法と共有の仕方

構成/編集部

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