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Excelでバーコードを作成する方法|標準機能はある?フォント・アドイン・無料ツールでの作り方

2026.06.19

Excelでうまくいかないときの対処法

開発タブが表示されない

「ファイル」→「オプション」→「リボンのユーザー設定」で「開発」にチェックが入っているか確認します。それでも作業が進まない場合は、そもそもMac版・Web版である可能性があります。その場合はBarcode Controlは使えないため、方法A〜Cへ切り替えましょう。

Microsoft Barcode Controlが一覧に見当たらない

最新のOfficeでは既定で無効化されている、またはAccess(もしくはAccess Runtime)が入っていないことが原因として考えられます。前述の「旧来の方法」の前提を確認し、難しければアドインや外部ツールを使いましょう。

フォントを適用してもバーコードにならない

フォントのインストール後にExcelを再起動していないと、一覧に反映されないことがあります。いったんExcelを終了して開き直してください。フォント名の指定が正しいかもあわせて見直しましょう。

作ったバーコードがリーダーで読み取れない

CODE39の場合、データの前後に「*」が付いているかをまず確認します。=”*”&A1&”*” で整形すると付け忘れを防げます。JANやCODE128では、チェックデジットが正しく付与されているかが原因になりやすいです。加えて、サイズが小さすぎないか、余白(クワイエットゾーン)が足りているか、色のコントラストや印刷品質に問題がないかを順に見直します。

Excelで商用利用するときの注意(JANコードは登録が必要)

ここは実務で特に重要です。Excelやツールでバーコードの「見た目」を作れることと、それを商品に正式に使えることは別問題になります。

商品に付けるJANコードを利用するには、GS1事業者コードの登録申請が必要です。GS1 Japan(流通システム開発センター)は、GS1事業者コードは登録した事業者のみが利用でき、有効期間は支払年数の選択により1年または3年で、継続利用には更新手続きが必要だと案内しています。申請料は事業者全体の年間売上高によって決まります。

参考:GS1 Japan「GS1事業者コードの登録申請・利用にあたっての重要事項」

つまり、登録のないコードを商品に付けて流通させることはできません。社内の備品管理や持ち回りの資料整理など、自社内で完結する用途であればCODE39やQRコードを自由に作って差し支えありませんが、店頭に並べる商品のJANコードは、まず事業者コードの取得から始める必要があります。

参考:GS1 Japan「GS1事業者コード・GTIN(JANコード)」

よくある質問(FAQ)

Excelでバーコードは作れますか?

標準機能だけでワンクリック生成はできませんが、作成自体は可能です。バーコードフォントを使う方法、Officeアドインを使う方法、外部の無料ツールで作って画像を貼り付ける方法の3つが現実的です。

無料でバーコードを作る方法はありますか?

あります。無料のバーコードフォントを使う方法(方法A)、無料のOfficeアドインを使う方法(方法B)、無料の生成サイトで作る方法(方法C)のいずれも、費用をかけずに作成できます。

ExcelでQRコードはどうやって作りますか?

最新環境ではOfficeアドインを使う方法が確実です。アドインを追加し、URLや文字列を入力すると、QRコードが画像として挿入されます。アドインを使えない場合は、外部ツールで生成して貼り付ける方法もあります。

Mac版やWeb版のExcelでも作れますか?

Microsoft Barcode Controlこそ使えないものの、バーコードフォント・対応アドイン・外部ツールなら作成可能です。環境にしばられない方法Cが特に確実です。

作ったバーコードが読み取れません。原因は何ですか?

CODE39では前後の「*」の付け忘れ、JANやCODE128ではチェックデジットの誤りがよくある原因です。加えて、サイズが小さすぎる、余白が足りない、色のコントラストや印刷品質が低い場合も読み取れません。順に確認してみてください。

まとめ

Excelには標準のワンクリック機能こそありませんが、用途と環境に合わせれば、フォント・アドイン・外部ツールの3つでバーコードもQRコードも作成できます。社内管理用のCODE39などを大量に作るなら方法A、最新環境でQRを手軽に作るなら方法B、Mac・Web版・制限のあるPCなら方法Cが向いています。かつて定番だったMicrosoft Barcode Controlは、最新のOfficeでは既定で無効になっているため、これから始める方は方法A〜Cを選ぶのが確実です。

作成後は、サイズ・余白・色・印刷品質を整え、実機で読み取りテストをしておくと失敗を防げます。商品用のJANコードを使う場合は、GS1事業者コードの登録が前提になる点もあわせて覚えておきましょう。

文/Excel研究所

Excelを中心に、業務効率化やデータ整理の考え方を研究・発信。関数や機能を“丸暗記させない”ことを大切にし、「なぜそうなるのか」「どう使い分けるのか」をやさしく解説する編集プロダクション。Excelが苦手だった人でも、明日から使える実践的なノウハウを届けます。

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