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ビジネスシーンなどで日常的に使われる「確認」という日本語。
「こちらの書類を、ご確認ください」、「それ、よく確認しておいてね」など、フォーマルでもカジュアルでも使われる言葉です。
そんな「確認」は、英語でどのように表すのでしょうか?
今回は「確認」を表す時に使われる、5つの英単語をご紹介していきます。
英語で「確認」を表す時に便利な3選!
まずは、英語で「確認」を表す時によく使われる3選をご紹介します。
それは、“check”と“confirm”そして“make sure”です。この3つは英語で「確認」を表す時に使われる代表的な3選なので、ぜひ覚えておきましょう。
【1】軽いニュアンスの“check”
“check”は、日本でもカタカナ英語の「チェック」として馴染みのある単語です。日本語で使っている「チェックする」とニュアンスは同じです。
“check”には、「確認する」という意味の他に「照合する」「検査する」などの意味があります。
“軽めの確認”というニュアンスで使われています。
ビジネスシーンなら「内容をさっと確認する」「目を通しておく」というような意味で使われることが多いです。“check”はフォーマルよりもカジュアルな場面向けの単語です。
以下、()内は直訳に近い日本語訳です。
「Could you check if the door is locked?」(ドアが閉まっているか確認してくれますか?)
「Please check attached file for details.」
(詳しくは、添付ファイルをご確認ください)
メールなどで「添付ファイルをご確認ください」と伝えたい場合には以下のような表現もできます。
「Please find the attached file.」(添付ファイルをご確認ください)
他にも、“double-check”というフレーズもあります。「二重のチェックする」「念のため再確認する」という意味です。
「Let me double check this documents.」(この書類を再確認させてください)
【2】入念な確認を依頼するなら“confirm”
“confirm”は、「内容が事実・真実かどうかを確かめる」、「裏付ける」という意味があり、“check”よりも入念に確かめる場合に使われます。ビジネスシーンでもよく使われる表現です。
“confirm”は、ホテルや航空券の予約やミーティングのアポイントメントなどが確実であるかどうかを確認するときや、ビジネスシーンで内容や解釈などが合っているかどうか、などを確認するときにも使われます。
「I’d like to confirm my reservation.」(予約について確認したいのですが)
「We have confirmed your payment today.」(本日、あなたのお支払いを確認いたしました)
【3】幅広く日常的に使われる“make sure”
“make sure”は、「確認する」という英語表現として日常的に使われるフレーズのひとつです。行動や事実に間違いがないかどうかを確認する際に使われます。フォーマルからカジュアルまで幅広く使われるフレーズです。
「Let me make sure that this information is correct.」(この情報が正しいのか確認させてください)
「Can you make sure if the door is locked?」(ドアがしまっているか確認してくれる?)
“make sure”をよりフォーマルにしたフレーズで
“make certain”も同様の意味で使われます。
その他の英語で「確認」を表す英語2選
他にも、「確認」を表すときに使われる英語はいくつかあります。
上記でご紹介した3選とは少しニュアンスが異なる“確認”を2選ご紹介します。
それぞれの意味合いをチェックしてみましょう。
【1】裏付けによる確認“verify”
“verify”は「確かめる」を表す単語のひとつですが、「検証する」、「立証する」という意味があり“証拠や調査などによって事実であることを確認する”というようなニュアンスがあります。先に紹介した3選よりも、確認の度合いが高い単語です。
「Please verify your email address to complete the form.」(フォームを完了するために、Eメールをご確認ください)
【2】曖昧なことを明確にする“clarify”
“clarify”は、「明確にする」、「解明する」などの意味があり、曖昧なことなどをはっきりと明確にしたいときに使います。
「Let me clarify my understanding.」
(自分の認識があっているか、確認させてください)
どんなタイプの「確認」かで英語表現も変わる
同じ「確認」という意味でも、さっと見て確認して欲しいというニュアンスの場合もあれば、注意深く確認してもらいたい場合もあります。
その時のシチュエーションに合った「確認」を英語で表現しましょう。
文/まなたろう
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