Excelに画像挿入する手順を覚えておくと、より見やすい資料が作成できます。本記事ではWindowsとMacの両方に対応した基本の挿入方法から、Microsoft 365で利用できるIMAGE関数や「セルに配置」機能、画像をセルに固定する設定、印刷時のトラブル対処法、Web版やiPad版での操作差まで、ビジネスで使えるエクセル画像挿入の知識をまとめて解説します。
目次
Excelに画像挿入する手順を覚えておくと、より見やすい資料が作成できます。本記事ではWindowsとMacの両方に対応した基本の挿入方法から、Microsoft 365で利用できるIMAGE関数や「セルに配置」機能、画像をセルに固定する設定、印刷時のトラブル対処法、Web版やiPad版での操作差まで、ビジネスで使えるエクセル画像挿入の知識をまとめて解説します。
※ 本記事で紹介する機能名やレイアウトは、バージョンによって異なる可能性があります。
エクセルで画像を挿入する前に確認したい仕様

エクセルに画像を挿入する前に、対応している画像形式と、利用しているExcelのバージョンによって使える機能が異なる点を確認しておくと操作がスムーズです。
セルに画像を挿入する場合、ExcelではJPG/JPEG、PNG、BMP、ICO、WEBP、TIF/TIFF、GIF(アニメーションなし)の画像ファイル形式がサポートされています。
(参考:Microsoft「Excel のセル内に画像を挿入する」)
主な機能のバージョン別対応は以下のとおりです。
| 機能 | Microsoft 365 | Excel 2024 | Excel 2021/2019 | Excel for the Web | iPad/iPhone版 |
| 挿入タブから画像挿入(セルの上) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| セルに配置(セル内に挿入) | 〇 | 〇 | × | 〇 | △(機能限定) |
| ストック画像(ストックイメージ) | 〇 | 〇 | △(2019は不可) | 〇 | × |
| オンライン画像(Bing検索) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
| スクリーンショット | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
| IMAGE関数 | 〇(2022年12月〜) | 〇 | × | 〇 | 〇(参照のみ) |
エクセル(Excel)に画像を挿入する手順と方法1:セルの上に画像を挿入する
セルの上に画像を挿入する方法は、画像を浮かせて自由に動かしたいときに使います。レイアウト調整がしやすく、最も汎用的な配置方法といえるでしょう。
パソコンに保存した画像をセル上に配置する手順は次のとおりです。
- 画像を配置したいセルをクリックして選択する
- リボンの「挿入」タブをクリックする
- 「画像」→「セルの上に配置」→「このデバイス」の順にクリックする
- ダイアログから挿入したい画像を選び、「挿入」をクリックする


複数の画像をまとめて挿入したいときは、ファイル選択画面で「Shift」キーを押しながら連続したファイルを選ぶか、「Ctrl」キー(Macは「command」キー)を押しながら任意のファイルを選択します。選択したすべての画像が、選択中のセルを起点として一度に挿入されるしくみです。


画像はクリックすると外周にハンドル(白い丸)が表示され、ドラッグでサイズ変更や位置移動ができます。「Shift」キーを押しながらドラッグすれば縦横比を保ったままサイズ変更でき、「Alt」キー(Macは「option」キー)を押しながら動かすとセルの枠にスナップするように整列できるため、表組みに合わせるのが楽です。


画像をドラッグ&ドロップで挿入する
エクスプローラ(Macは「Finder」)から画像ファイルをエクセルのシート上に直接ドラッグして離すと、ドロップした位置に「セルの上に配置」モードで画像が挿入されます。挿入タブを経由しないため、画像の位置をマウスで直接決めたい場合に便利な方法です。
画像をコピー&ペーストで挿入する
クリップボードにコピーした画像は、貼り付けたいセルを選択して「Ctrl」+「V」(Macは「command」+「V」)を押すことで挿入できます。Microsoft公式によれば、クリップボードに画像がある状態で既定の貼り付けまたはCtrl+Vショートカットを使うと、画像はセルの上に貼り付けられる動作です。
(参考:Microsoft「Excel のセル内に画像を挿入する」)
Webブラウザで画像を右クリックして「画像をコピー」を選び、エクセルに貼り付ける手順でも利用できます。
エクセル(Excel)に画像を挿入する手順と方法2:セル内に画像を挿入する

先セル内に画像を挿入する方法は、商品カタログや備品リストのように、行や列の並び替え・フィルター・コピーに合わせて画像を一緒に動かしたい場合に適しています。Microsoft 365およびExcel 2024で導入された「セルに配置」機能を使うと、画像をセルの値として扱えるため、セル参照やオートフィルの対象にできるのが大きな特徴です。
セル内に画像を挿入する手順は次のとおりです。
- 画像を配置したいセルをクリックして選択する
- リボンの「挿入」タブをクリックする
- 「画像」→「セルに配置」→「このデバイス」の順にクリックする
- ダイアログから挿入したい画像を選び、「挿入」をクリックする

※左の画像はセル上に配置されているが、右の画像はセル内に配置されている。


セル内に挿入された画像は、画像を直接ドラッグしてもサイズ変更できません。代わりに、画像が入っているセルの行高や列幅を変更すると、それに合わせて画像サイズも自動的に変わります。文字と同じように中央揃え・左揃えなどの配置設定や、複数のセルへのコピーも可能です。

セルに配置した画像は、別のセルから「=参照元セル」のような数式で参照すると、参照先にも画像が表示されます。VLOOKUP関数やXLOOKUP関数と組み合わせて、社員番号や商品コードに紐づく画像を呼び出すといった使い方も可能です(セル上配置の画像はセル値ではないため、同じ数式では参照できません)。
セルの上に置いた既存の画像をセル内に変換するには、画像を右クリックして「セルに配置」を選びます。逆にセル内画像をセルの上に移したい場合は、画像を右クリックして「セル内の図」→「セルの上に配置」を選択する流れです。
(参考:Microsoft「Excel のセル内に画像を挿入する」)
エクセル(Excel)に画像を挿入する手順と方法3:スクリーンショットを撮影して挿入する
エクセルには、開いているウィンドウや画面の一部をその場で撮影してシートに挿入する「スクリーンショット」機能があります。ソフトの操作手順書や画面を引用したマニュアルを作る際に重宝する機能です。
手順は次のとおりです。
- リボンの「挿入」タブをクリックする
- 「スクリーンショット」をクリックする
- 表示された使用可能なウィンドウ一覧から、撮影したいウィンドウを選ぶ

選択したウィンドウのスクリーンショットが自動的に撮影され、シートに挿入されます。画面の一部だけを切り取りたい場合は、同じメニューの「画面の領域」を選び、ドラッグで範囲を指定してください。挿入後はクリックしてサイズ変更や位置の移動が可能です。

なお、スクリーンショット機能はExcel for the Webには搭載されていません。Web版で同様の作業を行うには、OS標準の機能(Windowsは「Windows」+「Shift」+「S」のSnipping Tool、Macは「command」+「Shift」+「4」)で画像を撮影してから貼り付ける手順を使います。







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