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具体的な「目標」を定めることは、ビジネスシーンでも勉学においても重要なステップのひとつです。
今回はそんな「目標」を英語で表す時に役立つ、6つの単語をご紹介していきます。
日本語での「目標」の意味
まずは「目標」の日本語での意味を再確認しましょう。
「目標」の意味を調べてみると、“そこに行き着くように、またそこから外れないようにするめじるし”や、“射撃・攻撃などの対象”、“目的を達成するために設けた、めあて”という風に、国語辞典では解説されています。
ビジネスや勉学で使われる「目標」という言葉は主に、“目的を達成するために設けた、めあて”の意味で使われています。今回はこのニュアンスを表現する際に活躍する、英単語をご紹介します。
【1】「Goal」
「Goal」は、「目標」を表すのに使われることが多い英単語です。
「Goal」はカタカナ英語の「ゴール」として馴染み深い英単語のひとつ。使い方も「ゴール」と同じです。スポーツなど競技でのゴールとしても使われますし、目標というニュアンスを含んで使われることもあります。
「We can achieve our goals through hard work.」
「一生懸命に頑張れば、私たちの目標を達成できる」
「achieve one’s goal」は「目標を達成する」や「目標に到達する」という意味です。
【2】「Target」
「Target」もカタカナ英語の「ターゲット」として馴染み深い言葉です。「Target」も「目標」を表す時に使われます。
「Target」は、射撃などの「まと」や、軍事や犯罪など「標的」という意味を持ち、「狙い」のニュアンスが強い単語です。
ビジネスシーンで使われる際には、売上目標など数字で表すような「より具体的な目標」を意味する場合が多いです。
「Our company could not achieve our sales targets last months.」
「先月、私たちの会社は売上目標を達成することができませんでした」
「achieve one’s target」で「目標を達成する」という意味になります。
また、「hit a target」 は「目標を達成する」という意味を持ちます。矢などが「標的に当たる」という意味も持つため、ビジネスシーンなどでは「目標(としていた数値)にヒットする」というニュアンスでよく使われます。
「We hit the sales target this month.」
「今月は売上目標を達成しました」
【3】「Objective」
「Objective」も「目標」を英語で言うのに役立つ表現で、特にビジネスシーンやフォーマルな場面で使われることが多い英単語です。
「Objective」という単語は、「Object」という「物体」や「対象」、「障害物」という意味を持つ英単語からできています。
目標とする対象を具体的に決めて、そこに向かって行くようなニュアンスがあり、より具体的な目標を表す時に用いられます。
「Our objective is to increase customers by 10% this year.」
「私たちの今年の目標は、顧客を10パーセント増やすことです」
【4】「Aim」
「Aim」も「目標」を英語で表す時に役立つ英単語です。
「Aim」は「目標」、「目指す」、「狙う」等の意味を持ち、「狙った目標に向かって努力する」というニュアンスを持ちます。
最近ではゲームなどでも「エイム」とカタカナ英語で使われており、バトル中に相手を狙い打つために銃などの「照準を合わせる」という意味で使われています。
「aim to~」で「~することを目標としている」という意味になります。
「I aim to be a lawyer.」「私の目標は弁護士になることです」
【5】「Intention」
「Intention」も「目標」を英語で目標を表す時に使われます。
「Intention」は「意図」、「意向」を意味し、「目標」というニュアンスで使われることもあります。
「Let’s set an intention for this year.」
「今年の目標を決めましょう」
【6】「Purpose」
「Purpose」も「目標」を英語で表す時によく使われる単語です。
「目標」や「目的」の意味を持ち、日常会話からビジネスシーンまで、幅広く活用できます。
「I went to university for the purpose of becoming a doctor.」
「医者になる目標のために大学に行きました」
「for the purpose of ~」は「~の目標のために」という意味です。
英語で「目標」を伝えよう
「目標」を表す時に使える6つの英単語をご紹介しました。伝える内容の具体性や使うシーンによって、適切な単語を選んでみましょう。
文/まなたろう
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