Excelで数値が入ったセルをカウントする
続いて、Excelで数値が入ったセルをカウントする方法を解説する。次の3つのパターンに分けて説明していく。
- 特定の数値に等しい
- 特定の数値に等しくない
- 特定の数値より大きい
■1.特定の数値に等しい
まず、特定の数値に等しい場合にカウントする方法を解説する。
以下の画像では「=COUNTIF(B2:B7,”=100″)」と入力している。B2〜B7から、値が「100」になっているものをカウントしている。
実行すると「2」と表示され、「100」であるものをカウントできていると分かる。
■2.特定の数値に等しくない
次に、特定の数値に等しくない場合にカウントする方法を解説する。
以下の画像では「=COUNTIF(B2:B7,”<>100″)」と入力している。B2〜B7から、値が「100」ではないものをカウントしている。
実行すると「4」と表示され、「100」ではないものをカウントできていると分かる。
■3.特定の数値より大きい
最後に、特定の数値より大きい場合にカウントする方法を解説する。
以下の画像では「=COUNTIF(B2:B7,”>85″)」と入力している。B2〜B7から、値が「85」よりも大きいものをカウントしている。
実行すると「4」と表示され、「85」より大きいものをカウントできていると分かる。
まとめ
本記事ではExcelで特定の文字をカウントする方法について解説した。最後に、完全一致の文字が入ったセルの個数をカウントする手順をおさらいしよう。
- 重複データが入った表を作成する
- COUNTIF関数を使う
- 例:=COUNTIF(A2:A6,”りんご”)
また、部分一致の文字が入ったセルの個数をカウントする方法は次のとおり。
- 特定の文字+任意の文字
- 例:=COUNTIF(A2:A7,”*@*”)
- 特定の文字+任意の1文字
- 例:=COUNTIF(A2:A7,”*@?”)
COUNTIFは使用頻度が多い関数なので、この機会に仕様を覚えておこう。
構成/編集部