「業務進行」に関するハイブリッドワークの悩み、「文字でのやり取りが多く意図や気持ちの伝達が難しい」が42.1%で最多
「Q.ハイブリッドワークを行う中で、『業務進行関連』で困った出来事があれば教えてください(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「文字でのやり取りが多く意図や気持ちの伝達が難しい(誤解が生じる)」が42.1%、「質問や相談を文字で伝えるのは時間がかかる」が36.4%という結果になった。文字でのやりとりが増える中、そこにストレスが生じている様子が伺える。
「回答に時間がかかる」や「時間配分が難しい」などの声も
上記質問で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q.上記質問で回答した以外に、『業務進行関連』で困った出来事があれば教えてください(自由回答)」(n=99)と質問したところ、「回答に時間がかかる」や「ニュアンスを確認する工程に時間がかかる」など43の回答を得ることができた。
<自由回答・一部抜粋>
・25歳:困った時にすぐオンライン会議をつないでいいか迷う。
・23歳:時間配分が難しい。
・23歳:その日のタスクが無くなった際に、次のタスクを探すことや聞くことが難しい。
・25歳:回答に時間がかかる。
・25歳:ニュアンスを確認する工程で無駄な時間がかかる。
約7割が、入社時に「働き方」を重要視
「Q.あなたは、現在のお勤め先に入社する際、働き方(リモート/出社の頻度など)をどの程度重要視していましたか」(n=107)と質問したところ、「かなり重要視していた」が11.2%、「やや重要視していた」が54.2%という結果になった。
42.0%が、「入社後、コミュニケーションの取りにくさから生じるストレスが増えた」と回答
「Q.あなたは、入社1年または2年の間で、コミュニケーションの取りにくさから生じるストレスはどう変化しましたか」(n=107)と質問したところ、「かなり増えた」が5.6%、「やや増えた」が36.4%という結果になった。
ハイブリッドワークで改善されたら嬉しいこと、第1位「すぐに上司や先輩社員に聞くことができる」
「Q.あなたがハイブリッドワークを行う中で、改善されたら嬉しいと思うことを教えてください(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「業務を進める上で困った時にすぐに上司や先輩社員に聞くことができる」が40.2%、「連携が必要な上司・メンバーと出社のタイミングを合わせられる」が34.6%、「出社時とリモート時で情報量に差がでない」が33.6%となり、困ったときに解決策を見つけやすい項目に回答が集中した。
「リアルタイムでチャットを利用しているかわかるもの」や「全員出社日を作ってたまに顔合わせをする」など改善点も
上記質問で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q.上記質問で回答した以外に、ハイブリッドワークを行う中で、改善されたら嬉しいと思うことがあれば教えてください(自由回答)」(n=103)と質問したところ、「リアルタイムでチャットを利用しているかわかるもの」や「全員出社日を作ってたまに顔合わせをする」など41の回答を得ることができた。
<自由回答・一部抜粋>
・25歳:1年目でもハイブリッドワークを許してほしい。
・23歳:全員出社日を作ってたまに顔合わせをする。
・23歳:リアルタイムでチャットを利用しているかわかるもの。
・23歳:プロジェクトを組んでいるものが、同じ時間帯に出勤できるようになること。
<調査概要>
調査概要:新入社員のハイブリッドワークに関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査機関:株式会社IDEATECH
調査期間:2024年1月15日~同年1月16日
有効回答:ハイブリッドワーク実施企業に勤める2022年度・2023年度入社の社員107名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。
出典元:oVice株式会社
構成/こじへい