「外国人材を雇用する上での不安」は、1位「コミュニケーションの難しさ」、2位「職場の規則・ルール、風土への適応」
「外国人材の雇用について、どのようなことに不安を感じるか(複数回答可)」という質問で一番多い回答は「コミュニケーションの難しさ(29.3%)」で、次いで「職場の規則・ルール、風土への適応(23.5%)」「外国人材の日本語能力(23.3%)」となった。円滑なコミュニケーションが取れるかが最も不安視され、適応力や日本語能力が重要視されていることが見受けられる。
「外国人材を雇用したことでのメリット」は、1位「人手不足の解消」、2位「優秀な人材の確保」、3位「若い人材の確保」
外国人材を雇用していると回答した435名に外国人材を雇用したことによるメリット(複数回答可)を質問したところ、1位「人手不足の解消(30.8%)」、2位「優秀な人材の確保(25.3%)」、3位「若い人材確保(24.4%)という結果になり、外国人材を雇用することで人手不足の解消のみならず、優秀な人材や若手人材の確保といった、有益な人事・採用を実現している状況が伺える。
「外国人材の雇用で失敗しないために重要だと思うこと」は、1位「適正な賃金・労働時間を設定する」、2位「文化・習慣の違いを理解する」
外国人材を雇用していると回答した435名に「外国人材の雇用で失敗しないためには、どのようなことが重要だと思うか(複数回答可)」という質問をしたところ、「適正な賃金・労働時間を設定する(32.4%)」「文化・習慣の違いを理解する(29.7%)」、「日本の生活に適応できるようサポートする(25.7%)」が上位となった。
「外国人材を採用する場合、どのような人物を採用したいか」は、1位「コミュニケーション能力がある」、2位「日本語能力が高い」
「外国人材を採用する場合、どのような人物を採用したいと思うか(複数回答可)」という質問では、「コミュニケーション能力がある(39.9%)」が一番多く、次いで「日本語能力が高い(36.2%)」、「協調性がある(34.8%)」という結果になった。日本語での深いコミュニケーションを取りながら協働することが望まれているようだ。