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エクセルで空白行を削除する方法|一括で消す6つのやり方とデータ量別の使い分け

2026.07.27

エクセルで不要な空白行が混ざると、集計やデータの見栄えに支障が出ます。結論から言うと、空白行を一括削除する主な方法は6パターンあり、数百行のデータでも一瞬で片づく「ジャンプ機能」が最有力です。ただし最適解はデータ量や状況で変わります。本記事では6つの方法を早見表で示したうえで、少量向けの手動削除から、大量データ向けのジャンプ機能・フィルター・並べ替え、元データを壊さないFILTER関数、定期処理向けのPower QueryやVBAまで、手順つきで解説します。

エクセルで不要な空白行が混ざると、集計やデータの見栄えに支障が出ます。結論から言うと、空白行を一括削除する主な方法は6パターンあり、数百行のデータでも一瞬で片づく「ジャンプ機能」が最有力です。ただし最適解はデータ量や状況で変わります。本記事では6つの方法を早見表で示したうえで、少量向けの手動削除から、大量データ向けのジャンプ機能・フィルター・並べ替え、元データを壊さないFILTER関数、定期処理向けのPower QueryやVBAまで、手順つきで解説します。

エクセルで空白行を一括削除する主な方法【6パターン早見表】

空白行の削除は、データ量と目的によって最適な手段が変わります。まずは全体像を早見表で確認してください。迷ったら、汎用性の高いジャンプ機能から試すのがおすすめです。

方法最適なデータ量おすすめ度難易度元データ保持
方法1 手動で削除少量(〜10行)★★☆
方法2 ショートカット少〜中量★★★
方法3 ジャンプ機能中〜大量★★★
方法4 フィルター中〜大量★★☆
方法5 並べ替え大量★★☆△(要連番列)
方法6 FILTER関数中〜大量★★★◎(非破壊)

バージョンによって使える方法が異なります。方法1〜5はExcel 2021・Excel 2024・Microsoft 365・Web版(Excel for the web)のいずれでも利用できます。ただし方法3のジャンプ機能(条件を選択してジャンプ)はWeb版に該当機能がなく、デスクトップ版が必要です。方法6のFILTER関数はMicrosoft 365とExcel 2021以降が対象で、Excel 2019以前では使えません。応用で紹介するPower QueryはデスクトップアプリのExcel 2016以降で利用でき、Excel for the web(Web版)でも2026年1月からフル機能が使えるようになりました。Web版でのクエリ作成・編集はMicrosoft 365のBusiness/Enterpriseプランが対象で、クラウド上のデータソースが前提です。

Excelで空白を詰める手順は次のとおり。1つ1つの手順について詳しく解説していきます。

方法1:手動で空白行を削除する(少量向け)

空白行が数行しかない場合は、手動削除が最も確実です。行番号を右クリックして削除するだけで、余計な操作を覚える必要がありません。

手順は次のとおりです。

  1. 削除したい空白行の行番号(画面左端の数字)をクリックし、行全体を選択する
  2. 選択した行番号の上で右クリックする
  3. メニューから「削除」を選ぶ

離れた複数の空白行をまとめて消したいときは、Ctrlキーを押しながら各行番号をクリックすると、飛び飛びの行を同時に選択できます。連続した範囲なら、先頭の行番号をクリックしたあとShiftキーを押しながら末尾の行番号をクリックすると一括選択が可能です。選択後に右クリックから削除すれば、複数行を一度に処理できます。

行単位で選択して削除する操作は、Microsoftの公式ヘルプでも基本手順として案内されています。

参考:Microsoft サポート「Excel で行と列を挿入または削除する」

方法2:ショートカットキーで空白行を削除する(少〜中量向け)

マウス操作を減らしたいなら、ショートカットキーが効きます。行を選択した状態でキーを押すだけで削除でき、数十行程度までならテンポよく処理できるでしょう。

主なショートカットは以下のとおりです。

  • 行削除(Windows):行を選択して Ctrl +(マイナス)
  • 行削除(Mac):行を選択して Command +(マイナス)
  • アクセスキー(Windows):行を選択して Alt → H → D → R の順に押す

Alt → H → D → R は、リボンの「ホーム」タブ(H)から「削除」(D)→「シートの行を削除」(R)をキー操作でたどる方法です。マウスに手を移さず削除まで完結するため、キーボード中心で作業する人に向いています。

前提として、行全体を選択してからショートカットを押す点が重要です。セルだけを選んだ状態で Ctrl +(マイナス)を押すと「削除」ダイアログが開き、セル単位のシフト削除になってデータがずれる恐れがあります。行番号をクリックして行全体を選んでから実行してください。

方法3:ジャンプ機能で空白セルを一括選択して削除する(中〜大量・最も汎用的)

とびとびに空白行が入った表を一気に片づけるなら、ジャンプ機能が最も汎用的です。空白セルをまとめて選択してから行ごと削除できるため、数百行規模でも一瞬で処理できます。旧記事もこの機能を紹介していましたが、削除時に「上方向にシフト」を選ぶ手順になっており、データがずれる危険がありました。ここでは安全な「行全体の削除」に手順を正します。

手順は次のとおりです。

  1. 空白セルを含むデータ範囲をドラッグして選択する
  2. Ctrl + G(またはF5キー)を押して「ジャンプ」ダイアログを表示する
  3. 左下の「セル選択」をクリックする
  4. 「選択オプション」で「空白セル」にチェックを入れて「OK」をクリックする
  5. 空白セルが選択された状態のまま、いずれかの選択セル上で右クリックし「削除」を選ぶ
  6. 「削除」ダイアログで「行全体」を選択して「OK」をクリックする

キーボードだけで進めたい場合は、範囲選択後に Ctrl + G → Alt + S → K → Enter で空白セルを選択し、続けて Ctrl +(マイナス)→「行全体」で削除できます。

手順4で開く「選択オプション」(条件を選択してジャンプ)は、空白セルなど特定条件のセルをまとめて選択するためのMicrosoft公式機能です。

参考:Microsoft サポート「Excel で特定の条件を満たすセルを検索して選択する」

Excelを中心に、業務効率化やデータ整理の考え方を研究・発信。関数や機能を“丸暗記させない”ことを大切にし、「なぜそうなるのか」「どう使い分けるのか」をやさしく解説する編集プロダクション。Excelが苦手だった人でも、明日から使える実践的なノウハウを届けます。

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