条件付き書式をコピー・削除する
設定したルールは、書式ごと他のセルへコピーできます。ルールが設定されたセルを選び、ホームタブの「書式のコピー/貼り付け」(刷毛のアイコン)をクリックし、貼り付け先の範囲をドラッグするだけです。ボタンをダブルクリックすると、連続して複数箇所に貼り付けられます。値は変えずに書式だけ移したいときは、コピー後に「形式を選択して貼り付け」→「書式」を選ぶ方法もあります。
ルールを消すには、「条件付き書式」→「ルールのクリア」から「選択したセルからルールをクリア」または「シート全体からルールをクリア」を選びます。一部だけ残したい場合は、前章の「ルールの管理」で個別に削除するほうが安全です。
Windows / Mac のショートカットと操作の違い
条件付き書式そのものを一発で開くショートカットはありませんが、関連する操作はショートカットで速くなります。WindowsとMacで押すキーが異なるため、併記しておきます。
| 操作 | Windows | Mac |
| 参照の固定($)を切り替え | F4 | fn+F4 または ⌘+T |
| セルの書式設定ダイアログを開く | Ctrl+1 | ⌘+1 |
| 形式を選択して貼り付け | Ctrl+Alt+V | ⌘+Control+V |
| 書式のコピー/貼り付け | ホームタブの刷毛ボタン | ホームタブの刷毛ボタン |
| 条件付き書式メニュー(アクセスキー) | Alt→H→L | 該当なし(リボンから操作) |
Macはアクセスキー(Alt順送り)が使えないため、条件付き書式メニューはホームタブから直接クリックします。数式ルールの$固定はMacでもキーで切り替えられるので、行全体の色分けはWindowsと同じ手順で作成できます。
条件付き書式のトラブルシューティング
ルールが効かない・色が付かない
まず適用範囲を確認します。「ルールの管理」で「適用先」が意図した範囲になっているか、データ型(数値のはずが文字列で入っていないか)を見直しましょう。複数ルールがある場合は、上位ルールの「条件を満たす場合は停止」で下位が止められている可能性もあります。
範囲がずれる・一部だけ色が付く
数式ルールで$の付け忘れが原因のことが多いです。行全体を色分けしたいのに列を固定していないと、判定するセルが行ごとにずれてしまいます。基準の列は=$C1のように列だけ固定するのが基本です。
数式ルールが思い通りにならない
数式は選択範囲の左上セルを基準に書きます。A2から範囲選択したなら、式もA2を基準に=$C2>=100と書きます。C1を基準に書くと1行分ずれるので注意してください。
コピーしたら色がずれる・適用範囲が重複する
書式のコピーを繰り返すと、同じ範囲に同じルールが重複して登録されることがあります。動作が不安定なときは「ルールの管理」を開き、重複したルールを削除して1つにまとめると解決します。




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