慰謝料額
20万円となりました。厳密にいうと、パワハラ上司は裁判になる前にXさんに45万円の慰謝料を払っていました。それを考慮して20万円となりました。
怒鳴り=パワハラとは限らない
今回の事件では大声で長時間怒鳴ったことについてパワハラ認定されましたが、怒鳴り=パワハラ【とは限りません】。シチュエーションによっては怒鳴りがセーフになることがあります。
セーフ事件はコチラ
書類作成を「やれ!」、書類を「探せ!」と怒鳴った事件です。結果はセーフ。その理由はぜひ記事で読んでください。
さいごに
パワハラを受けた方は、会社に相談しておきましょう。会社がスルーしたら今回のように会社側にも損害賠償請求できます。
損害賠償請求する方法としては、労働局に申し入れるのも手です(相談無料・解決依頼も無料)。労働局からの呼び出しを会社が無視することもあるので、そんな時は社外の労働組合か弁護士に相談しましょう。
今回は以上です。「こんな解説してほしいな~」があれば下記URLからポストしてください。また次の記事でお会いしましょう!
取材・文/林 孝匡(弁護士)
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