Windows・Mac・Web版での違い
図形や囲い文字の操作は、使っているExcelの種類によって差があります。主な違いを押さえておくと、環境を変えたときに戸惑いません。
Windows版とMac版のデスクトップExcelでは、図形の挿入や塗りつぶし・枠線の設定はほぼ同じ操作で行えます。一方、ブラウザーで使うExcel for the web(無料のWeb版)では機能に制約があります。Microsoftの公式ヘルプによれば、図形などのオブジェクトは表示できるものの、一部の古い図形はブラウザーに表示されない場合があり、編集にも制限があります。
そのため、図形で文字を丸で囲む細かい編集や、Wordオブジェクトを使った囲い文字の作成は、デスクトップ版で行うのが確実です。Web版で編集が必要な場合は、デスクトップアプリで開いて作業することをおすすめします。
参考:Microsoft サポート「ブラウザーと Excel でのブックの使用の相違点」
よくある質問(FAQ)
Q. 数字を〇で囲むにはどうすればいいですか?
①〜⑳はセルに読みを入力して変換すれば入力できます。㉑〜㊿はIMEパッドの「囲み英数字」や記号一覧から挿入します。51以上はWordの囲い文字機能を使うか、UNICHAR関数で生成します。確実に同じ見た目を保ちたい場合は、図形の楕円で囲む方法が安全です。
Q. 印刷すると〇がずれてしまいます。直す方法は?
図形を右クリックして「図形の書式設定」→「サイズとプロパティ」→「プロパティ」を開き、配置の設定を見直してください。まず「セルに合わせて移動するがサイズ変更はしない」を試し、改善しなければ「移動やサイズ変更をしない」を選びます。複数の図形はグループ化し、改ページをまたがないよう配置すると、ズレをさらに防げます。
Q. Excelに囲い文字機能はありますか?
Excel単体には囲い文字機能はありません。ただし、挿入したWordオブジェクト上でWordの囲い文字機能を使えば、Excelの画面内で丸囲み文字を作成できます。
Q. 採点表で自動的に「〇」を付けるには?
IF関数を使い、=IF(B2>=60,”〇”,”×”) のように条件で〇と×を出し分けます。3段階以上ならIFS関数が便利です。該当セルそのものを目立たせたい場合は、条件付き書式のアイコンセットや塗りつぶしを使います。
まとめ
Excelで文字を丸で囲む方法は、目的によって最適解が変わります。強調したいだけなら図形の楕円、決まった記号なら丸付き文字、51以上の数字や任意の1文字ならWordの囲い文字、採点やチェックなら関数と条件付き書式が向いています。印刷でずれる場合は、図形の配置設定とグループ化で対処できます。
やりたいことに合った方法を選べば、Excelでも見やすく整った資料を作れます。本記事の早見表を起点に、目的に合った手順を活用してください。
Excelの作業効率を高めたい方は、関連記事「Excelでバーコードを作成する方法」もあわせてご覧ください。
文/Excel研究所







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