〝コスパ最強タブレット〟と言いたい理由②専用のタッチペン、キーボードを別売で用意
Xiaomi Pad 6をおすすめできる要素の1つとして、専用のタッチペン「Xiaomi スマートペン(第2世代)」、専用キーボード「Xiaomi Pad 6 キーボード」が販売されている点があります。それぞれ別売となっており、Xiaomi スマートペン(第2世代)は1万4800円、Xiaomi Pad 6 キーボードは1万3800円。いずれも、公式サイトでは、購入時に使える2000円分のクーポンが配布されています。
先に触れたGoogle Pixel Tabletには充電スピーカー ホルダー、Galaxy Tab S6 liteにSペンが同梱されているように、「タブレットに周辺機器を同梱するべきか」は賛否が分かれる部分かもしれません。もちろん、「Sペンが欲しいからGalaxy Tab S6 liteを買う」といった選び方もありですが、個人的には、本体は単体で購入でき、欲しいと思う周辺機器を別途自分で購入できる、別売タイプのほうが、ユーザーライクなのではないか、と考えています。
その点においても、Xiaomi Pad 6は優秀(というよりは筆者好み)。今回はテスト用として、タッチペンとキーボードの両方を試していますが、筆者の使い方では、あまりタッチペンを使わないので、本体とキーボードだけ買う、という選択肢が用意されているのもうれしいポイントです。
さて、肝心の操作性についても触れていきます。キーボードは64キーの英字配列となっており、日本語配列に慣れている人は、はじめこそ少し入力に手間取るかもしれませんが、これは時間が解決してくれるでしょう。
キーストロークは、ノートPCと比較するとかなり浅め。キーピッチも少し狭い印象です。好みの分かれる部分ではありますが、軽快にタイピングができるため、個人的にはかなり気に入っています。
ただし、初期状態では英字入力がインストールされておらず、入力はすべて日本語入力になります。設定アプリから簡単に英字キーボードの追加ができるものの、最初は英語入力ができないのが、少々手間でした。
一方、タッチペンは4096レベルの圧力感度に対応しており、ペン先が比較的細い設計になっているため、滑らかに入力ができます。筆者は普段絵を描かないので、別のタブレットとあまり比較できていませんが、文字を書く動作に関しては、紙とペンを用いるのとあまり違いなく使用できる印象です。
また、タッチペンは本体の側面に磁石でくっつけることで充電ができる仕組みになっているため、電池切れの心配が少ないのに加え、持ち運びも快適になっています。