今年5月、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が季節性インフルエンザ同様「5類」に引き下げられた。これにより、感染症法に基づく、新型コロナ陽性者及び濃厚接触者の外出自粛は求められなくなるなど、約3年にわたる窮屈な日々から解放され、穏やかな日常が少しずつ戻ってくることだろう。
参考
https://www.mhlw.go.jp/stf/corona5rui.html
それはそれで嬉しいのだが、ここにきて、アレが気になって仕方ない。
どこに行っても目にしていた、アレだ。
そう、透明な仕切り板として日本中に氾濫していたパーテーション、アクリル板。すでに撤去しているお店や施設も多いが、あのパーテーションは今後、どこへ行ってしまうのだろうか?調べてみると、色々わかってきた。
法律に基づきパーテーションの回収を行っている会社がある
今年4月、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律が施行され、パーテーションなどの自主回収・再資源化事業計画や再資源化事業計画認定を受けたのが、緑川化成工業株式会社だ。
この会社はプラスチック板、プラスチック加工品及びプラスチック関連商品などの販売、用途開発を手がけているのだが、資源循環を目的に不要になった飛沫防止板、飛沫感染防止パネル・パーテーションの回収・引取を行っているという。
参考
https://www.env.go.jp/press/press_01249.html
https://www.midorikawa.co.jp/contact/collect/contact.php
アクリル板、飛沫防止板の捨て方が分からない企業や処分に困っている飲食店にとって、これほど有難いことはない。しかも、パーテーションの種類や数量、状態などに応じて買取を行う場合もあるとのこと。廃棄に困っている方は是非チェックしてほしい。