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知られざるエピソードと共に振り返るサッカー日本代表の軌跡

2022.12.12

ドイツ代表に入ってもおかしくないという評価も

●復活賞…板倉滉

9月に左ひざじん帯負傷の大ケガを負いながら、大会直前のカナダ戦(ドバイ)で復活。グループリーグ3試合では日本の壁として堂々たるプレーを見せたのが板倉だ。

東京五輪世代の中では、1つ年下の冨安健洋(アーセナル)の後塵を拝する形になっていたが、20-21シーズンのフローニンゲンでシーズン全試合出場を果たし、21-22シーズンはドイツ2部・シャルケの1部昇格の原動力になったことで大いに自信をつけ、日本代表でも主力級DFに飛躍を遂げたのである。

今季はドイツ1部の名門・ボルシアMGで開幕から活躍。ドイツ代表がズラリと並ぶバイエルン・ミュンヘン戦でもワールドクラスの相手を真っ向から封じ、評価を一気に上げていた。

今大会でも吉田、冨安以上に輝きを放っており、彼がクロアチア戦で出場停止にならなければ、イヴァン・ペリシッチ(トッテナム)の失点場面も阻止できた可能性があった。それだけ重要度の高い仕事をした板倉に対し、JFA元技術委員長の霜田正浩氏は「今の板倉ならドイツ代表に入ってもおかしくない」と発言するほど。欧州ビッグクラブも食指を伸ばし始めたという話も出ている。

そんな彼こそ「復活賞」に相応しい。今後は日本のリーダーの1人としてチームを引っ張っていてもらいたい。

板倉と田中碧は飛躍のきっかけをつかんだ(筆者撮影)

●鉄人賞…遠藤航・吉田麻也

今回は中3日の超過密日程を乗り切るため、森保監督は選手を入れ替えるターンオーバーを積極的に採用。コスタリカ戦ではドイツ戦からスタメン5人入れ替えるなど、選手個々の疲労を最小限に抑え、フレッシュな状態で戦えるように配慮した。

しかしながら、34歳のキャプテン・吉田は全4試合フル出場し、全力でチームを支えた。コスタリカ戦では一瞬の判断ミスから失点を献上してしまい、大きな批判にさらされたが、それでもめげることなくスペイン戦、クロアチア戦を戦い抜いた。最後のPKを外すというミスも犯したものの、あれだけフル稼働してチームをまとめ上げた彼に対しては、森保監督のチームメートも頭が下がる思いだったに違いない。

吉田とともに中盤を支えた遠藤航(シュツットガルト)の奮闘ぶりも凄まじかった。彼は11月8日の試合で脳震盪を起こし、本番に間に合うか微妙な情勢だったが、奇跡的な回復を見せ、ドイツ戦でデュエル王らしい存在感を披露する。コスタリカ戦で右ひざを痛めた時には次戦以降は絶望的かと思われたが、またもミラクルな回復でスペイン戦終盤に復帰。クロアチア戦ではラウンド16のベストイレブンに選ばれるほどの圧巻のパフォーマンスを示した。

彼らはまさに「鉄人賞」にピッタリ。2人がいなければ、16強入りもあり得なかった。

満身創痍の中、異彩を放った遠藤(筆者撮影)

●ハードワーク献身賞…伊東純也

 今回の日本はチーム全体が献身的に戦ったが、特に際立ったハードワークを見せたのが、最終予選得点王のスピードスター・伊東純也だろう。

 彼はもともと右ウイングを主戦場とするアタッカー。4バックでスタートしたドイツ戦もそのポジションで出ていたが、最初から引いて守る時間帯が長く、守備に忙殺されることが多かった。

 その後、3バックに移行してからは2シャドウの一角、右ウイングバックと複数ポジションをこなし、体を張って日本を支えた。

 本来のチャンスメーカーらしさを発揮したのは、スペイン戦の堂安の先制点をアシストした場面くらい。それでも、コスタリカ戦の強引なドリブル突破やチーム最多15本のクロスなどで彼なりの攻撃姿勢は見せたといっていい。

「ドイツ・スペイン戦は高い位置でボール持ったことがほとんどなかったんで、もうちょい攻撃に行きたい。高い位置で受けたらやっぱ仕掛けたいなと、クロスまでは絶対に行きたい。できればゴールを決めたい」と語っていた夢は4年後に持ち越しとなったが、彼には「ハードワーク献身賞」を与えたい。

ゴールという結果でこの笑顔を見たかった伊東(筆者撮影)

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