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知られざるエピソードと共に振り返るサッカー日本代表の軌跡

2022.12.12

ドイツ・スペインというワールドカップ(W杯)優勝経験のある強豪国を撃破しながら、ラウンド16でクロアチアにPK負けし、4度目の8強挑戦に敗れた日本代表。ベスト8というハードルの高さを改めて突きつけられた格好だが、日本国内では森保ジャパンの奮闘に最大級の賛辞が贈られている。

1大会2ゴールで日本をけん引した堂安(筆者撮影)

2018年ロシアW杯を最後に本田圭佑、長谷部誠(フランクフルト)ら知名度の高いタレントが去り、人気低迷が懸念されていた日本彼らだけに、こうやって認知度が上がり、人々の感心が高まるのはいいこと。これをいかに持続していくかが次なる課題だ。

大健闘したカタールW杯の日本代表には、1大会2ゴールという華々しい働きを見せた堂安律(フライブルク)、切れ味鋭いドリブルで敵を切り裂いた三笘薫(ブライトン)ら世界を驚かせた存在が少なからずいた。一方で、ハット姿から金髪・赤髪へと見事に変身してチームを盛り上げた36歳の長友佑都(FC東京)、全試合フル出場で絶大なキャプテンシーを示した吉田麻也(シャルケ)などベテラン勢の活躍も注目を集めた。そんな代表の面々を@DIMEが独自視点で表彰してみることにする。

持ってる男を自称する2人

●“持ってる男”賞…浅野拓磨・田中碧

 ドイツ戦の逆転弾を挙げた浅野拓磨(ボーフム)、スペイン戦で同じく逆転ゴールを奪った田中碧(デュッセルドルフ)はいずれも”持ってる男”。田中碧はスペイン戦後に「僕は自分で持っていると思うし、それを隠そうとも思ってない」と堂々と言ってのけたほど。その自信満々ぶりは話を聞いていて気持ちがよかった。

 彼らの“持ってる”エピソードを挙げると、まず浅野は四日市中央工業高校2年の時に出場した第90回高校サッカー選手権大会で得点王に輝いたのが始まりだ。サンフレッチェ広島入り後の2015年にはベストヤングプレーヤー賞を受賞。アーセナル移籍を勝ち取ると、そこからシュツットガルトへレンタル移籍。A代表定着も果たし、2017年9月の2018年ロシアW杯アジア最終予選の大一番・オーストラリア戦(埼玉)で値千金の先制弾をゲット。ロシア切符を力強く引き寄せた。

 そのロシアW杯をあと一歩のところで逃すという挫折を味わったが、森保ジャパン発足後は常連に。当初は大迫勇也(神戸)のサブという位置づけだったが、最終予選の節目となった2021年10月のオーストラリア戦(埼玉)でミラクルなオウンゴールを演出。ここから一気に存在感を高める。そして今回のドイツ戦の決勝点である。

「僕は大舞台に強いし、持ってるなっていうのを感じる。試合前から本当にやれる気しかしなかった」と本人も言い切るくらいだから、板倉滉(ボルシアMG)のFKを叩き込んだあの一撃は確信だったのだろう。

大舞台に強い浅野(筆者撮影)

田中碧の方も近年の勝負強さは目覚ましい。特に際立ったのが、浅野がオウンゴールをお膳立てした2021年10月のオーストラリア戦。直前のサウジアラビア戦(ジェッダ)を落とし、最終予選序盤3戦2敗と崖っぷちに追い込まれた森保一監督は基本布陣を4-2-3-1から4-3-3へ変更。東京五輪を経てA代表に引き上げた田中碧をスタメンに抜擢し、その若きボランチが先制ゴールを奪ったのだ。

その後は代表でレギュラーとサブの間を行き来していたが、「自分はW杯でゴールを取るんだ」と自分自身を鼓舞。イメージを高め続けて、スペイン戦の飛び出しにつなげたという。野心溢れる24歳のボランチには世界を驚かせるようなスケール感を4年後のW杯で示してほしい。

●鬼プレス賞…前田大然

「チームのために犠牲心を払って2度追い3度追いをする。そこでプレッシャーをかけていい守備からいい攻撃に移れる”スイッチ役”というのを彼には要求している。かつ、相手ゴールに向かっていくスピードを生かしたよさも出してくれている」

森保一監督に最大級の賛辞を贈られたのが、坊主頭の韋駄天・前田大然(セルティック)。信じられないことに、2018年9月の森保ジャパン発足時には当時J2の松本山雅でプレーしていた雑草ストライカーだ。

坊主頭の韋駄天・前田は知名度を一気に上げた(筆者撮影)

「チームのために走るというのは高校(山梨学院大学付属)とプロ1年目(松本山雅)で築かれたもの。特に山雅の監督だったソリさん(反町康治・JFA技術委員長)からは前からボールを追う重要性を叩き込まれた」と本人も口癖のように言う・最高峰リーグでないところでプレーしていたからこそ、鬼プレスという武器が磨かれたのだろう。

それが如実に表れたのが、スペイン戦の堂安の先制点の場面。世界的名手として知られるウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)に凄まじい勢いでチェックに行き、キックミスを誘い、伊東純也(スタッド・ランス)がボールを奪取。背番号8の一撃につなげたのだ。

まさに彼の真骨頂とも言えるプレーが出たのが自信につながったのか、クロアチア戦でも先制点を叩き出した。これは勝利に結びつかなかったものの、快足FWがW杯スコアラーとしてサッカー史に名前を刻んだのは事実。それは大いに称賛すべきだ。

今回の前田は「鬼プレス賞」に相応しい働きをしたと言っていい。

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