追加していないはずの公式LINEからメッセージ通知が届いた時に確認すべきこと

追加していないのに配送予定や公共料金の案内の公式アカウントなどからLINEが来たことはありませんか。配信されると便利な内容ではありますが、追加していないのに届くのは個人情報が流出しているのではと不安になってしまいますね。本記事では、どうして追加していないのに届くのかについて説明していきます。

追加していない公式LINEから通知がくるのは〝LINE通知メッセージ〟の機能

追加していない公式LINEの連絡がくるのは〝LINE通知メッセージ〟の機能です。〝LINE通知メッセージ〟は、利便性の高い通知をLINEで個別に受け取れる機能で、荷物の配送予定や公共料金の案内、飛行機の遅延・欠航通知などが公式LINEを追加していなくても配信されます。

配信されるメッセージは、LINEのユーザーにとって有効で適切だと判断されたものに限定されます。なので、広告目的のLINEは届きません。

【参考】LINEみんなの使い方ガイド

どうしてLINE追加していないのに届くの?

荷物の配送予定や公共料金の案内が届くのは便利な機能ですが、どうして追加していないのに届くのでしょうか。

公式LINEを追加していないのに届くメッセージの仕組み

企業が保有するお客様の電話番号をもとに、メッセージの送信リクエストをLINEのサーバーへと送信。電話番号が登録されているユーザーのアカウントへとLINE通知メッセージが届きます。企業からLINEのサーバーへと送信される電話番号はハッシュ化されていて、LINE株式会社は受け取った情報をメッセージ送信の宛先照合のためのみに利用します。照合後は、速やかに破棄します。

LINE通知メッセージが配信されるのには3つの条件がある

企業からLINE通知メッセージが配信されるのには、3つの条件があります。

①企業から送信された電話番号と、同一の電話番号が登録されているLINEアカウントが存在する。
②LINEアプリの設定で〝LINE通知メッセージ〟の受信を許可している。
③配信元企業のLINE公式アカウントをブロックしていない。

〝LINE通知メッセージ〟が届いたら「バッジ」を確認

企業のLINE公式アカウントからLINE通知メッセージが届いたら、アカウントの横に「緑色のバッジ」が付いています。灰色のバッジからはLINE通知メッセージが届くことはないので、チェックしましょう。

〝LINE通知メッセージ〟は受信する/受信しないの設定ができる

〝LINE通知メッセージ〟は、アプリの設定から受信する/受信しないの設定が可能。今回は、iOS 15.6 iPhone SE（第3世代）を使って説明します。

受信する/受信しないの設定をする方法

1．LINEのホーム画面右上にある〝設定（歯車マーク）〟をタップ。〝プライバシー管理〟を選びます。

2．〝情報の提供〟をタップし、〝LINE通知メッセージ〟を選択します。

3．こちらで〝LINE通知メッセージ〟を受信するかしないかの設定ができます。

LINEの公式アカウントから〝電話番号認証〟の通知がくることも

企業から届く公式アカウントからのメッセージで、LINEに登録されている電話番号と使用中の電話番号が一致するかどうか、電話番号認証を行う場合もあります。

1．LINEの公式アカウントで受信したメッセージにて〝認証する〟をタップします。

2．〝SMSを送信する〟をタップ。表示されている電話番号が現在使用しているものかどうかを確認して〝OK〟を選びます。

3．SMSで受信した暗証番号を入力。認証が完了すると、企業からメッセージが届きます。

※ 実際の画面と異なる場合もあります

【参考】LINEみんなの使い方ガイド

※データは2022年11月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/山田ナナ