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これでまさかの2万円!?就寝中の腰をしっかりサポートしてくれるアイリスオーヤマの「エアリーマットレス ハイグレード HG90-S」

2022.07.18

朝起きると腰が痛いのはベッドに置くマットレスの劣化によると考え、マットレスを新調した記事を書いたのは約4年前だ。デパートで「西川air」「テンピュール」「エアウィーヴ」を試し、予算との兼ね合いもあり「西川air Si」を6万円弱で購入、以降快適な朝を迎え続けた。ところが、この手の寝具は一般的には7、8年が寿命とされるようだが、昨年4月に再び腰が痛くなり、原因はマットレスのローテーションを怠ったためではないかという記事を書いた。遅ればせながらのローテーション実施でしばらくは好転したものの、今年に入ってからは起きれば腰が痛い日々で、マットレスの新調を再び検討し始めた。

製品選びにあたり、やはり気になったのは「エアウィーヴ」だ。4年前も寝心地的には一番気に入ったが、予算オーバーで断念。今回改めて公式サイトを見た。すると魅力的な製品がある。「エアウィーヴ スマート Z01シングル」(以下「エアウィーヴ Z01」、税込74800円)だ。「西川air Si」は1枚仕立てで取り扱いが厄介だったが、こちらは3つ折りできる。さらに3つの中材を取り出せるので、ローテーションもしやすい。とはいえやはり、価格がネックだった。

そんな時、ジャパネットのCMを見て閃いた。ここ1年、気になっている製品のひとつがテレビCMでよく見るシャワーヘッド、ミラブルplusだ。その魅力的な機能の紹介は割愛するが、機能相応に値も張る。ところがジャパネットから、僕には同等の機能と思える製品が、“これなら買える”価格で出ている。大手家電メーカーの製品を扱うジャパネット、いい加減な製品を売るとは思えない。ならば、「エアウィーヴ Z01」同等の製品が、しかるべき名のある会社から値頃で発売されているのではと、思い立ったのだ。

アイリスオーヤマのシーリングライト。

“エアウィーヴ 類似品”で、ネット検索してみる。案の定、「エアウィーヴ Z01」に似た製品がいくつかあり、どれも著名な会社が発売している。中でも僕の心に刺さったのが、アイリスオーヤマの「エアリープラスマットレス」だ。アイリスオーヤマという社名は昔から知っていて、調べると設立は1971年だ。低価格帯の家電を作るというイメージを持っていたが、公式サイトには“生活家電や季節家電、調理家電の他、お米等の食品、収納用品、ペット園芸用品、調理器具、家庭用照明・法人用照明、など多岐に渡る商品を取り扱っています”とある。

「サンデーモーニング」や「報道STATION」にはCMが流れる会社、製品クオリティーは信用できると思った。さらに言えば僕は最近、アイリスオーヤマのシーリングライトを購入した。あれこれ見比べて、同価格帯ではかなりお洒落と選んだが、いかがだろうか。

アイリスオーヤマの「エアリーマットレス ハイグレード HG90-S 」。

機能いろいろだ。

そのアイリスオーヤマの「エアリープラスマットレス」シリーズに、「エアリーマットレス ハイグレード HG90-S 」(以下「エアリー HG90-S」)という3つ折りタイプがあった。税込74800円の「エアウィーヴ Z01」に対して、こちらは公式サイトのセール価格で税込29800円とかなり安い。中材は「エアウィーヴ Z01」が厚さ8cmでポリエチレン100%、「エアリー HG90-S 」が厚さ9cmでポリエステル100%だ。ポリエチレンとポリエステルは科学的には別物のようだが、それぞれがうたう機能としては“水洗いできる”“通気性がいい”“体圧分散”など共通点が多い。

またどちらも30日以内なら返品可能で、「エアウィーヴ Z01」の中材には3年の保証がつく。中材は見た目が似ていて、僕にはどちらが上かはわからない。いや価格が高い分だけ、「エアウィーヴ Z01」が優れていると考えるのが妥当だろう。だが「エアリー HG90-S 」の中材は東洋紡製、ブランド力は十分だ。

「エアリー HG90-S 」の中材。

正直言って、価格が「エアウィーヴ Z01」の方が多少は高いという程度なら「エアウィーヴ Z01」を選ぶ。デパートでその快適さを実感しているが、「エアリー HG90-S 」は試せる実店舗が見つからない。それでも「エアウィーヴ Z01」は、「エアリー HG90-S 」の約2.5倍の価格。宣伝費が価格にのっているから高い? とも考えてしまう。「エアリー HG90-S 」にはない中材3年保証も、「西川air Si」が4年でやられた苦い経験から心もとないという思いもある。

決め手は、価格だった。ヤフーショッピングで、税込27800円ながら20%オフクーポンが使え、さらに合計21%のPayPayボーナスとTポイントが付くという店を見つけたのだ。実質約17600円となる。これならはずしても自己責任と割り切れる。それにしても公式サイトより約1万円も安いとは、ネット店舗は恐ろしい。

表面は秋冬用の“ニット生地+わた”。裏返すと春夏用の“メッシュ生地”となる。寝比べると、その違いは明白だ。

腰痛の続く5月下旬、初めて「エアリー HG90-S 」で寝た。寝ての第一印象は、圧倒的な腰のサポート感だ。いやお尻も背中も、しっかりと支えられている。逆に言えば、それだけ「西川air Si」がへたっていた。一晩、ぐっすり快適に眠る。だが翌朝は、前日同様に腰が痛い。3日経っても1週間経っても、腰が痛い。ところが2週間も経つと、痛みが和らいできた。1ヶ月後には、腰が痛かったことを忘れていた。効果抜群、「エアリー HG90-S 」は僕の体に合った。

3つ折りなので、立てるのも楽。

ファスナーの開閉が簡単なので、中材のローテーションも楽。

ただし「西川air Si」も、買ったばかりはこうだった。問題はいつまでこの効果が続くかだ。とにもかくにも「西川air Si」での過ちを繰り返さないよう、1ヶ月ごとに3つある中材をローテーションすることにした。まずは中央と頭側を交換、次は中央と足側を交換。これを続ければ、1つの中材が中央にあるのは3ヶ月のうち1ヶ月となる。ファスナーがかむことなくスムーズに動くので、手間はほとんどかからない。

時間がたっぷりあるリタイアには、簡単すぎてもの足りないくらいだ。6万円弱の「西川air Si」が4年もったなら、2万円弱の「エアリー HG90-S 」は2年ももてば十分となるが、そこは年金収入頼りのリタイアゆえ4年はもって欲しいが、果たして?

このマットレスのリニューアルに気を良くして、枕まで新調してしまった。枕選びについては、昨年2月に記事にした。その際にお勧めした「ボディチューニングピロー エアトラス」は購入してまだ1年半だが、このところどうもしっくりしない。朝起きると首に違和感があること、しばしばだった。枕の寿命は約3年なのにと思っていると、お買い得情報が舞い込んで来た。アメックスカードから、「ノルディック スリープ」なるデンマークの寝具メーカーの製品をアメックスで購入すれば15%キャッシュバック(7月31日まで)という知らせが届いたのだ。

知らない名前なので公式サイトを見ると、掛け布団や枕を製造するメーカーだ。枕の紹介文には“北欧流の豊かな眠りをお約束します”とある。“北欧流の豊かな眠り”とはどんな眠りか不明だが、ボルボを2台乗り継いで“北欧流の安心な乗り心地”を約10年味わった僕には、魅力的なフレーズだった。

記事に書いたように、枕は1週間くらい使ってみないと合うかどうかわからない。つまり、“えいや”で選ぶしかない、が自説だ。「ノルディック スリープ」の枕は種類あるが、買うなら“日本人が求める心地よさを追求し開発した枕です”と紹介される「ノルディック スリープ ピロー、ファーム」(税込10890円)しかないと思った。“日本人好みの少し硬めのモデルを開発”とあるので、これが一番硬くて好みに合うと判断したのだ。価格は購入時がたまたまセールで20%オフ、さらにニュースレターを登録すると10%オフ、そしてアメックスの15%キャッシュバックで事実上6000円強と、マットレス同様にお買い得だった。

「ノルディック スリープ ピロー、ファーム」。

寝てみると、マットレスと違い特に感慨は湧かない。硬いとも思えない。翌朝は大変なことになった。肩が凝りまくり、おそらくそのせいで頭痛がする。時間と共に、どんどん凝りも痛みもひどくなる。僕は年に1、2回、こうなる。寝違いによるのか、原因は不明ながら、この時は不慣れな枕が原因としか考えられなかった。枕を変えたその翌朝にこうなるのは初めてだ。だがこの痛みも1、2日経つと、いつもと同様に消えた。

その後は以前よりずっと調子が良く、変えてよかったと思う日々が続いている。そしてこちらもローテーション実施。「ボディチューニングピロー エアトラス」は背が高いサイドと低いサイドがあり、好みで選ぶ。僕は低いサイドを使い続けた。「ノルディック スリープ ピロー、ファーム」は高さが同じなので、1日ごとに交替している。

僕の場合はマットレスも枕も、巷間言われているよりどうも寿命が短い。体重65kgなので、負荷がかかりすぎるはずはない。だが思い当たる節はある。年をとると1日5時間も寝れば十分という説があるが、僕の睡眠時間は毎日8時間強。時にはお昼寝もする。つまり使用時間が長いので、平均値から割り出す寿命より短くなるということではないだろうか。まあマットレスや枕の寿命が短くても、自分に合う寝具のおかげで寿命が伸びると考え、よしとしよう。

文/斎藤好一(元DIME編集長)

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