【2:45経過】
そこに、切ったキャベツを加え、コショウで味付けをしながら炒める。ここで初めて、火を中火程度に上げます。
★ポイント
炒め物と聞くと、中華料理の炒め物を連想して、必ずしも最強の強火で炒めることが肝心と思い込んでしまいそうですが、決してそうではありません。いかに全体に上手に火を通しながら、焦げ付かせず、ムラなく炒めるかの方が重要です。今回に関しては、キャベツがメインの具なので、ここで強火にしてしまうとキャベツの葉の部分だけが先に焦げてしまいます。それを防ぐために、全体に油を回しながら、丁寧に中火で火を入れていく事に注意しながら、火加減をみましょう。
ただ、あまりにも弱火過ぎる状態でじっくり炒めてしまうと、今度はキャベツの細胞がどんどんと崩れていき、水分が出てベチャッとしてしまいます。なので、結論としては、強火すぎず、弱火過ぎず、しっかりとキャベツの状態を見極めながら炒める事が大切と言う事になります。
【4:45経過】
できたものを皿に持って完成!
【5:00経過】
今回は炒め物をする際のポイントを重視しながら料理を紹介しましたので、シンプルな仕上がりになりましたが、ただ、料理としても、意外にやみつきになっちゃう一品なんですよ。具材はキャベツにアンチョビの風味を足しただけですが、これが相性良くってベストマッチ。鷹の爪のスパイシーさも合わさって、お酒のつまみにも最適なんです。なかなか馴染みの無いアンチョビですが、冷蔵庫に1本、忍ばせておくのはいかがですか?