結婚50周年という大きな節目の“金婚式”。金婚式を迎えたご両親やお世話になったご夫婦のために、何かお祝いしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、金婚式を迎えたご夫婦におすすめのプレゼントや、お祝いのアイデアをご紹介します。
金婚式は何年目? 数え方は正しい? まずは結婚記念日が合っているか計算してみよう
「両親やお世話になった人が金婚式を迎えるのでお祝いしたい」という方は、まず相手夫婦が本当に今年、金婚式(結婚50年)か確認してみましょう。周年のお祝いは意外と年数を間違えがち。あとから年がずれていたことが発覚すると、相手に気を遣わせてしまうかもしれません。
一般的に、結婚記念日は結婚して丸1年経ってから1回目をお祝いします。例えば2022年が金婚式となるのは1972年に結婚したご夫婦です。なお、結婚記念日を入籍日に設定する方もいれば、結婚式を挙げた日にする方もいて、明確な決まりはありません。記念日当日にお祝いしたいと考えている場合は、事前に相手に結婚記念日がいつなのか訊いておくと良いでしょう。
もしすでに金婚式が過ぎていても、お祝いしたいという気持ちが何よりも大切です。過ぎているのを理解した上で、それでもお祝いしたいという旨を、あらかじめ相手に伝えましょう。
結婚1~20年目の記念日にも名前があるってホント!? 30周年・40周年は何婚式?
結婚記念の大きな節目というと、25年目の銀婚式や50年目の金婚式が定番です。しかし、実は結婚1~15年目は1年ごとに記念日を祝うものとされていて、1年目は紙婚式、2年目は綿婚式(藁婚式)、3年目は革婚式……と各年に名称があります。
15年目の水晶婚式のあとから5年刻みとなり、20年目は磁器婚式/陶器婚式、30年目は真珠婚式、40年目はルビー婚式と呼びます。その年ごとに異なる意味が込められているので、これを機にぜひ確認してみてください。詳しくは以下の記事で紹介しています。
【参考】結婚5年目「木婚式」のお祝いにおすすめの木製アイテム6選
何を贈ると喜ばれる?結婚25年の銀婚式と30年の真珠婚式におすすめのプレゼント
知ってる?結婚35年目の「珊瑚婚式」、結婚40年目の「ルビー婚式」の由来
どんなお祝いが喜ばれそう? 金婚式の祝い方のアイデア例
続いて、具体的な金婚式のお祝いの方法をご紹介します。お祝いの方法に正解はありませんが、一例として参考になれば幸いです。
【50年目の結婚記念日(金婚式)をお祝いするアイデア】家族で食事をしたり料理を作ったりしてアットホームに
定番のお祝いの1つは、家族や親族で集まって食事をすることです。金婚式を迎えるご夫婦の場合、家族と離れて暮らしていることも多いはず。親族や孫などみんなで集まってゆっくり話をするだけでも、きっと充実した時間になることでしょう。
ご両親と同居していて常に顔を合わせている場合でも、こういった機会だからこそ、お祝いの場を設けることが大切です。日常にはない“特別感”を得られることでしょう。
【50年目の結婚記念日(金婚式)をお祝いするアイデア】遠方で両親に会いに行けない場合は花束やプレゼントを贈ろう
新型コロナウイルス感染症の影響などで、実家に帰るのが難しいという方もいらっしゃるかと思います。そういった場合は、配送サービスを利用して、お花やプレゼントを贈りましょう。
直接会ってお祝いするのは落ち着いた頃の楽しみに取っておいて、まずはお祝いの気持ちだけでも伝えておくと良いでしょう。
【50年目の結婚記念日(金婚式)をお祝いするアイデア】ビデオメッセージやオンライン通話でお祝いの言葉を伝える
「直接会いに行くのは難しいけれど、物を送るだけでは味気ない」と感じる方は、ビデオメッセージやオンライン通話でお祝いの言葉を伝えてみてはいかがでしょうか。
文章でもお祝いの気持ちは十分伝わるでしょうが、声を聞き顔を見ることで、よりその想いを伝えやすくなるはずです。
【50年目の結婚記念日(金婚式)をお祝いするアイデア】二人だけでは意外とお祝いしない!? そんな両親にディナーや旅行をプレゼント
長い年月を共に過ごしていると、「記念日を祝うのは照れくさい」「わざわざ準備するのが面倒」といった理由で、金婚式に何もしないというケースがあり得ます。その際は、周りがきっかけ作りをすることが大切です。
例えば、二人だけのディナーの場をセッティングしたり、旅行やコンサート、映画のチケットを贈ったりするなど。親族ほどの深い仲ではない“お世話になったご夫婦”の金婚式をお祝いしたい場合も、この方法はおすすめです。ご夫婦ゆかりの地への旅行券や、思い出のアーティストのコンサートチケットを贈るといったように、二人の思い出に絡めたプレゼントも良いでしょう。
両親やお世話になった方の金婚式のお祝いに! おすすめのプレゼント4選
金婚式のお祝いは、“金”の名にちなんで、金杯や金に関するものを贈るのが定番とされています。ただし、金を使った商品は高価であったり少し派手であったりという理由から、金にこだわらない贈り物も好まれています。
【金婚式におすすめのプレゼント】両親に夫婦茶碗や湯吞、夫婦箸などを贈る
結婚祝いの定番プレゼントである夫婦茶碗・ペアの湯吞・夫婦箸。結婚初期に贈られることが多いこれらのアイテムを、あえて金婚式のタイミングに贈るのもアリでしょう。「結婚当初のような、いつまでも仲の良い二人でいてほしい」という想いも込められます。
シックなルックスと使いやすさにこだわったデザインが魅力の、九谷焼の夫婦茶碗と湯呑のセット。こちらの色椿シリーズは、特に人気の高い一品です。
こちらの商品は、ふくろう(不苦労)があしらわれた、末広がりで縁起の良い八角箸。桐箱の彫刻は「祝 金婚式」なども選択可能で、箸には無料で名入れができます。
【金婚式におすすめのプレゼント】結婚 50年記念ならではのアイテムを贈りたい! そんな方におすすめの金箔入り高級ふりかけ
人気のテレビ番組でも紹介されたことがある、高級ふりかけ「思わず舌鼓」(小林食品)。こちらの「金婚式セット」は、縁起物の鰹節に金箔を混ぜ合わせたふりかけです。
金婚式の“金”にもちなんだこちらのふりかけは、いつもの食卓に特別感をもたらしてくれるでしょう。
【金婚式におすすめのプレゼント】格式高いアイテムを贈るなら、花びら型の金箔が入った大吟醸・賀茂鶴がピッタリ
お酒が好きなご夫婦なら、「大吟醸 特製ゴールド賀茂鶴 720ml(GK-B2)2本化粧箱入」がおすすめ。花びら型の金箔入りです。
こちらの商品が発売されたのは1958年で、当初は四角の金箔が入っていました。しかし、1974年に昭和天皇ご夫妻の金婚式にて桜の花びらの金箔を盃に浮かべたことをきっかけに、桜型の金箔が入れられるようになりました。
歴史と伝統のあるお酒は、金婚式の贈り物として最適のアイテムといえるでしょう。
【参考】賀茂鶴 直営オンラインストア
金婚式は一生に一度の大切な行事です。ぜひ、心を込めてお祝いしてください。
※データは2022年1月下旬時点での編集部調べ。
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文/bommiy