より深刻な恋煩いになると表れる症状
『恋煩い』は、女性をきれいにしたり、幸福感を与えてくれたりといった良い面もあります。しかし度が過ぎてしまうと、人によっては健康や精神面に害をもたらし、場合によっては日常生活を送るのに支障をきたしてしまうこともあります。
より深刻な恋煩いになってしまった場合、どんな症状が現れるのかを解説します。
まともに食事がとれない
恋煩いによって脳内物質のバランスが乱れ、肉体や精神に異常をきたすことがあります。これが重度になってしまうと、食事も手につかないような状態にまで陥ってしまうことがあるのです。
相手のことを考えるのに夢中になってしまい、食事も喉を通らない、疲れているのに眠れないといった症状が出てしまうことも、珍しくありません。この状態が続くと、病院にかからなければならないほど健康を損なってしまうこともあります。
ストレスを感じて吐き気がする
恋煩いによって、相手のことを考えると同時に、相手と理想の状態になっていない今の状態を不満に思ったり、相手の態度に一喜一憂したりことでストレスを感じやすくなってしまいます。
その結果、ストレスによって胃の痛みを感じたり、吐き気を催すケースもあります。胃潰瘍をはじめとする、胃の病気につながりかねません。
運動をする、好きな音楽によって気分転換をするなど、恋愛中はストレスを蓄積しすぎないように適度に発散していく必要があります。
恋愛暴走する
感情の抑制がきかなくなってしまい、暴走するということもありえます。つい相手との距離感を間違えて接してしまったり、場合によってはストーカーまがいの行為を行ってしまうこともあるのです。
こうした状態になってしまうと、恋愛を成就させるのがいっそう難しくなってしまうでしょう。
暴走しないためには、自分のことをできるだけ客観的に観察する必要があります。「自分のやっていることで相手が傷つかないか、社会的に問題ないか」といった視点は忘れないようにしましょう。
恋愛のことばかり考えてしまう人の特徴
恋煩いが必ずホルモンバランスを崩したり、暴走してしまうほど重度になるわけではありません。そうした人には特定の傾向があります。
重度の恋煩いに陥りやすい人の特徴を知り、自分がそれに当てはまっていないかを確認しましょう。
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好きな人を一途に想うまっすぐな性格
真面目でまっすぐな性格の人ほど、恋に陥ったときの影響も大きく出てしまう可能性があります。一途であるが故に、想う相手以外のことが考えられなくなってしまうのです。
「どうしたら相手が喜んでくれるだろうか」「相手は自分のことをどう思っているか」を、常に考えてしまいます。
そうした人は、恋が成就しなかったときに受けるショックも大きくなってしまい、健康や精神的な影響も大きくなりがちです。真面目で一途な自覚がある場合は、あまり思い詰めすぎない、ほかのことにも目を向けるといった心の余裕を保つよう心がけましょう。
ロマンチックな恋愛への憧れが強い
ロマンチックな恋愛への憧れが強い人ほど、恋が重度になりやすい傾向にあるようです。ロマンチックな妄想を膨らませ、それに埋没してしまいます。結果として、日常的に恋愛のことを考える比重が大きくなり、恋煩いが重くなってしまうのです。
特に、恋愛になれていない人ほどロマンチストになりやすい傾向にあります。ロマンチックな妄想は快楽を伴い、やめられなくなってしまうので重度になると危険です。
妄想と現実とのギャップによってより大きくストレスを抱えてしまうこともあるため、自身や相手を客観的に見る努力が必要です。
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構成/編集部