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ANAマイレージクラブに登録し、搭乗実績に応じて貯まるANAのマイル。飛行機の利用以外でも、日常の買い物などでのクレジットカード決済や、ポイントサイトで貯める「陸マイラー」の存在も注目を集めている。
せっかくマイルを貯めても、有効期限を過ぎて使えなくなってしまうのはもったいない。期限を長くすることができれば、より大きくポイントを貯めることができ、得られる特典もアップグレードする。そこで本記事では、ANAのマイルの仕組みや有効期限の確認方法、覚えておきたいお得な対処法を紹介する。
ANAのマイルが貯まる仕組みとは?効率よく貯めて有効期限内に特典航空券をゲットしよう
ANAマイルを貯めると、「特典航空券」と呼ばれる無料の航空券に交換できる。その他に電子マネーや提携会社のポイント等へも交換可能だが、もっとも還元率が高く、マイレージ独自のサービスでもある特典航空券への交換がやはり人気だ。
本題に入る前に、ANAマイルを貯める4つの方法について紹介する。それぞれの方法を上手く組み合わせて、効率良くマイルを貯めよう。
ANAマイルを貯める方法1:飛行機の搭乗で貯める
もっともイメージしやすいのが、飛行機に搭乗する方法。搭乗区間の基本マイレージに、搭乗時の運賃種別ごとに所定の積算率をかけ、マイル数が算出される。
ANAマイルを貯める方法2:クレジットカード決済で貯める
クレジットカードの利用で貯まったポイントをマイルに交換して貯める方法もある。同じ金額の決済でも、利用するカードによってポイント還元率やマイルへの交換率は異なるため、「とにかくマイルを貯めたい」という方は、航空会社系のクレジットカードを利用するのがおすすめだ。
ANAマイルを貯める方法3:ポイントサイトで貯める
今注目を集めている「ポイ活」の一つ。ネットで商品を買ったりホテルを予約したりする場合に、ポイントサイト経由で申し込むことで、サイトの独自ポイントが付与される。ポイントサイトで貯まったポイントは、現金やマイルなどに交換することが可能だ。
「広告をクリックすれば1ポイント付与」のようなものから、クレジットカードの作成やFX口座開設、不動産・保険の面談など大きくポイントが付与される案件も用意されている。
ANAマイルを貯める方法4:キャンペーンで貯める
ANAや提携クレジットカード会社が実施する各種キャンペーンでもANAのマイルを貯めることが可能だ。キャンペーン内容には、飛行機の搭乗でもらえるマイルが増量されたり、クレジットカードの入会と初回利用でマイルが付与されたりするものが多い。
ANAのマイルの有効期限は36か月後の月末
ANAのマイルは、利用した月から数えて36か月後(3年後)の月末まで有効。なお、ANA独自の「ステイタス制度」で最高ランクにあたる「ダイヤモンドステイタス」を獲得すれば、付帯特典としてダイアモンドステイタス期間中はマイルが失効しない。実績に応じてランクが変動し、降格した場合はすべての未使用マイルが36か月後(3年後)の月末までとなってしまうため、こまめにステイタスの確認をしよう。
有効期限が異なる「期間限定マイル」に注意!
ANAマイルの有効期限は原則的に36か月後の月末だが、例外もある。キャンペーンなどで付与される「期間限定マイル」は、それぞれのキャンペーンごとに異なる有効期限が設定されているケースが多い。約3年間あると考えていると、知らないうちにマイルが失効している場合もあるため注意が必要だ。
ANAのマイルの有効期限を確認する方法
ANAのマイル数や有効期限を確認するには、3つの方法がある。すぐに確認したい場合は、Webサイトもしくはアプリからの確認が便利だ。
Webサイト、アプリから有効期限を確認
PC向けウェブサイト「ANA SKY WEB」、スマホ向けウェブサイト「ANA SKY MOBILE」、スマホ用アプリ「ANA」、iPadアプリ「ANA for iPad」から、ログイン後に「マイル口座残高照会」で確認可能。
ANAメールマガジンで有効期限を確認
ANAマイレージクラブ入会時に自動配信されるよう設定されている「ANAメールマガジン」。月1回配信され、個別にマイルの残高が記載されている。お得な情報も掲載されているため、毎月欠かさずチェックしよう。
電話・郵送で有効期限を確認
マイル数や有効期限を電話で確認したい場合は、「ANAマイレージクラブ・サービスセンター」へ問い合わせよう。
Webの会員ページで「送付物の設定・変更」から、実績通知書と呼ばれる「ステートメント」を郵送してもらうことも可能だ。ただし、郵送は「特典交換などで3か月以内にマイル口座の残高に変動があった場合」などの条件があることに加え、1回につき500マイルが必要(年に4回まで)。