注目企業はココ!
UsideU
各種スタッフがAIで生成されたアバターを利用し、リモートで多拠点に販売・案内・接客などを行なえる「TimeRep」を提供。遠隔でありながらも表情・ジェスチャーといった非言語情報の豊富な対話体験を可能にし、対面よりも効果の高い販売・案内・接客を実現する。
「TimeRep」は、アバターで接客や案内業務が可能。
New Innovations
AIによって需要予測を行ない、自動抽出し、待ち時間なしでコーヒーが楽しめるカフェロボット「root C(ルートシー)」を開発する。代表者の中尾渓人氏(21歳)は、大阪大学在学中の学生起業家。14歳で自立型ロボットの国際競技大会「ロボカップジュニア」に日本代表として出場した。
Telexistence
小売業界におけるAugmented Workforce Platform (拡張労働基盤)の実現を目指し、遠隔操作技術を使った商品陳列ロボット「Model-T」を開発する。「ローソン Model T 東京ポートシティ竹芝店」に導入されているほか、としまエコミューゼタウンのファミリーマートに設置が始まっている。
「Model-T」。名称は自動車普及を加速させたT型フォードから着想。
WOTA
AIと独自の水処理技術を活用した次世代の自律分散型水インフラを開発。昨年の台風被災地で活用されたシャワーシステム「WOTA Box」に続き、今年は独立型のポータブル手洗い機「WOSH」を11月に出荷する。感染症対策に最も有効な手洗いが、どこでも可能になる。
EmbodyMe
最新AI技術「GAN」などを用いて次世代型映像制作を目指す。「Xpression」アプリは人物の動画・静止画を自分の表情に合わせて動かし、YouTubeなどのビデオ制作が可能。Zoomなどのビデオチャット・ストリーミング対応バーチャルカメラプラットフォーム「Xpression Camera」も近日公開。
スーツ姿の動画の顔を、部屋着で動かせる。
取材・文/橋本 保