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AI開発で注目を集める日本のスタートアップが集積する「本郷バレー」

2020.11.03

「KERNEL HONGO」

社会課題を解決するAI×○○なら勝機も!?

 AIに特化してスタートアップに投資しているディープコア社の代表・仁木勝雅氏は、これから伸びるAIスタートアップのポイントを次のように考える。

「今後のAIはパソコンやインターネットのように広く普及する汎用目的技術になります。広く普及するからこそ、社会課題の解決にAIの技術をどう活用していくかがビジネスでは重要です。

 例えば、水循環システムの開発をしていたWOTA社は、フィルターの汚れを画像解析によって分析し、どのフィルターにどれくらい通せばきれいになるかをAIで自動判別。使った水をその場で浄化して、繰り返し使えるようにするシステムを開発しました。

 AIを、どこに、どう活用するか。AI×○○と、AIと日本が強いモノづくりが組み合わされば世界市場でも競争できる商品、サービスが作れると思います」

 仁木氏は具体例として触覚伝達やVRなどの技術を活用し、コンビニの商品陳列が行なえるロボットを開発するTelexistence社、サンプルになる動画や画像を顔の表情の動きに合わせて動かせるiOSアプリ「Xpression」を開発するEmbodyMe社などは、コロナ時代に活用できそうなニーズを先取りしていると話す。

東京・本郷にインキュベーション拠点

 また、日本ではAI関連の起業家が少ないことも課題に挙げる。この対策として、投資だけでなく東京・本郷にインキュベーション拠点「KERNEL HONGO」を設けている。

「現在、起業を志す約400名強が在籍しています。このうち、約7割が東大生もしくは東大卒業生で、多様な領域を専攻・研究する方がいます。情報・理工学以外の農学部や医学部の方が多いのもポイントです。開発した技術を社会に実装する時に、様々な領域の方々で化学反応を起こせるからです。多くのAI×○○が生まれるには、やはり多様性も重要。幅広い方がAIで起業できる機会が作れればと思っています。同時に彼らは若いので、ビジネス面でのサポートも大切です」

 AIといえば米国と中国が先行している印象だが、日本ならではの発想やモノづくりなど得意分野との組み合わせで、まだまだイノベーションを起こせる。社会課題に挑むAIベンチャーに期待したい。

仁木勝雅氏

ディープコア
President&CEO
仁木勝雅
1968年生まれ。神戸大学経済学部卒業。2005年6月にソフトバンク入社後、投資企画部長やSupercell取締役などを歴任。ボーダフォンやSprint買収に深く関わった。

コロナ時代の注目ポイント1

次のAI×○○を生む起業家を育てる拠点「KERNEL HONGO」

「KERNEL HONGO」

公募で選ばれたメンバーにコミュニティーを提供し、企業や研究機関などとの共同実証実験や交流の場を提供する。選ばれたメンバーの約半分が大学生。

コロナ時代の注目ポイント2

日本のAI開発の中心地として期待が高まる「本郷バレー」に注目

「本郷バレー」

東京・本郷は、スタートアップが集まり、「本郷バレー」とも呼ばれる。近くの医大などとの交流も深く、AI活用と親和性が高い。


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