監獄の誕生 by ミシェル・フーコー
制限時間の30分はこのタイマーで知らせてくれるのだ。
タイマーで行動管理とは恐るべし管理社会! これがフーコー言うところの“パノプティコン”というヤツか!? と思うも、タイマーの時間設定は、呑み場所となる2階への移動時間も考慮して、
「33分にしてあります」
という優しさパノプティコン!
実際は2階への移動なんて30秒もかかんないんだから、さすがは『美しい時代へ-東急グループ』である!!
さらに、アルコールのお代わりは制限時間30分だが、その時間内に注いだ最後の杯は30分が過ぎた後もゆっくり呑んでていいという説明!
しつこいようだが書く!
『美しい時代へ-東急グループ』。
カウンターでツマミを受取って2階へ移動する時、店員さんが声をかけてくれた。
「ごゆっくりどうぞ!」
ハッキリ言う。ゆっくりはしてられないぞ、30分呑み放題!!
ってことで呑み開始! 呑み放題といったらとにかくどれだけ元を取れるかである。
アルコールはディスペンサーからのセルフサービスで、その横にはレモンサワーとハイボール用の氷も置いてあるんだけど、氷なんて入れてたら、氷の体積分だけグラス一杯に入る酒の量が減る。つまり同じ量呑むにしてもお代わりにいく回数が多くなるワケで、お代わり時間がタイムロスとなる。そこで当然氷は不使用! だってディペンサーから出てくる時点で冷えてるしね。
で、最初はレモンサワーから行く。最初の一杯は喉も乾いてるんで一口ですよね。そんで即座に2杯目へ。この時点でタイマー見ると、まだ31分くらい残ってる。
ツマミもチビリチビリ口に運びつつ、あ~板わさのワサビがうまいなァ~、このワサビだけでも呑めるなァ~なんて思いつつ、どんどんどん杯を重ねる。
とにかく元を取ろうという貧乏人根性なので、ハイピッチで呑んで行く。ビールは腹が膨れそうなんで辞めて、レモンサワーが飽きたらハイボール。ハイボールが飽きたらレモンサワーを呑む。